【Reform Story】 Case-04 – 横浜、藤沢、湘南エリアでリノベーション・リフォーム・新築なら【エールハウス】

【Reform Story】 Case-04

更新:2022年9月20日|カテゴリー:

暮らしとつながる庭
生活や住まいに広がりや情趣を添えて

◆DATA

場所:横浜市泉区

施工期間:1カ月

 

◆エクステリアリフォーム

お手入れしやすく、生活が便利に、そして彩を愉しめる庭づくりのご提案です

「外構工事もできますか?」以前からお付き合いのあるお客様から「お花や植物は好きだけど、芝生や庭木のお手入れが大変で。メンテナンスが楽な庭にしてほしい」とご相談をいただきました。

住まいの中でも「庭」のお手入れは身体に負担を与える作業が多いので維持していくことは大変です。お手入れいやすい庭へリフォームしたK様。お気に入りの落ち着いたデザインの空間は、すっきりと心地よく、生活のしやすさも考慮しました。

―お客様のご要望―

  • 芝生や植栽のお手入れが大変。植栽を撤去して芝生をやめたい。
  • 植栽を撤去した際に、隣地の駐車場から丸見えなので、目隠しをしたい。
  • 雑草対策して欲しい。土の部分は無くていい。
  • 洗濯を干す際に窓から庭へ段差を下りるのが大変。
  • 野良猫がやってきてフンに困っている。
  • お庭はレンガなどを使ったり、クラシカルな大人っぽいイメージがいい。

◆Before

―プランニング—

お客様のご要望と希望イメージから、外構プランを数プランご提案させていただきました。

プラン①

お手入れの大変な芝を人工芝ゾーンと石張りと舗装材に分けたプラからフラットに出れるウッドデッキは、メンテナンスが楽な人工木デッキをご提案。土が見える部分が全てなくなってしまうのは無機質になってしまうので、シンボルツリーと花壇スペースを入れています。

プラン②

ウッドデッキからお庭へ降りる円形の乱張りをした階段ゾーンとレンガと石を組み合わせてシンボルツリーの廻りにサークルデザインをしました。

 

プラン③

両サイドにレンガ敷き、道路側はタイルでテラスゾーンをご提案しました。

 

外構プラン決定!

ご提案したプラン②のサークルデザインを気に入っていただき、このデザインを中心に打合せを進めていきました。

・左側にサークルデザイン、シンボルツリー、花壇

・中央にリビングの目の前にテラスゾーン

・右側にはリビングの隣の和室からフラットに出られる洗濯干し場を兼ねたウッドデッキとなりました。

ウッドデッキ→テラス→お庭へと緩やかに段を降りるように計画し、イメージパースで確認をしてもらいながらプランを決定しました。

洗濯物の干しやすさや柱の強度も考えて、物干しはウッドデッキから使える独立の柱を立てることにしました。

プラン決定後、実際に使う商品の色、サイズや仕様を決めていただきます。

レンガやタイルも沢山種類があります。カタログでは色味などが違ったりもするので、お庭のポイントとなる素材や面積を大きく使う素材は、実際のサンプルを取り寄せました。

 

 

―樹木撤去・解体工事—

まずは植木を撤去します。植木がなくなっただけで、だいぶスッキリしました。

道路側のプランを変更!

ハナミズキ撤去に伴い、お客様は敷地内の黒い電柱が目立ったしまうことを気にされていました。そこで、道路側のお庭部分の変更プランをご提案させていただきました。

今までのプランでは、道路側の花壇スペースは残したままでしたが、花壇部分までお庭を拡げ、リビング側から電柱を見た時にし植木が並んで、目立ちにくくなるようにサブ植木スペースをご提案。サークルからのつながりも考慮し、レンガ敷部分も拡張しました。

花壇やブロックも撤去します。テラスには鉄筋も入っていて、解体は一苦労です。思い切って庭全体を工事したことで、根腐れしていた植物も発見できました。

―掘削工事—

仕上がりの地盤の高さを一緒にするため、掘削・整地します。

―土間コンクリート工事—

テラスとウッドデッキの下地となる、土間コンクリートを作ります。まずは土間コンクリートを作るための型枠を組みます。

型枠が完成したら砕石を敷いて鉄筋を入れます。ここにコンクリートを流し込みます。

コンクリートが固まったら、型枠を外して土間コンクリートの完成です。

―サークル・花壇工事—

今回のお庭は、ウッドデッキやテラス、植栽が入るサークルや花壇、レンガ敷きなどあるので様々な工事が重なりながら進行していきます。

シンボルツリーが入るサークル部分を作ります。サークルの中心の寸法をしっかりと採り、周りに敷くレンガがバランスよく入っていくように位置を調整しながら確定します。

サークルの石とレンガを敷く部分に砕石を敷きます。
庭のメイン、サークルの石をバランス良く並べます。

サークルの内側と外側をレンガで囲います。レンガの長さがそのままだと、サークルとの隙間が空いてしまうので、職人さんが一つずつカットしながら調整して敷き詰めます。細かく大変な作業です。

花壇部分のレンガも積み、サークル・花壇部分完成です。色合いの近いレンガで花壇も作りました(右奥に見えるのが花壇です)。写真左奥にサークルのほかに気を植えられるスペースも設けています。

―タイル工事—

テラスのタイルを貼っていきます。

とても素敵なテクスチャーです。

ブロック・フェンス工事—

サークル、レンガ、タイル工事が終わりました。ブロック工事も進んでいます。

ブロックとフェンスも設置完了です。今回使用したブロックはキラキラが混ざっていて可愛いのですが、写真で伝わらないのが残念です。

―ウッドデッキ工事—

ウッドデッキ組み立て工事のスタートです。

メンテナンスがしやすい人工木のデッキです。落下防止のためデッキフェンスも取り付けました。

洗濯スペースとしても使うので、デッキから使う物干しポールも造作しました。

水栓パンはお庭のイメージに合わせて、洋風なものをご提案しました。

―樹脂舗装材工事—

今回、芝生の部分を樹脂舗装材で敷き詰めました。
天然石を樹脂で固めて舗装する材料で、色も豊富です。雑草対策も出来て、風合いも優しい印象です。

 

タイルやデッキなどに樹脂がつかないように養生をしっかりとします。下地の砕石を転圧して固めます。部分は手作業でしっかりと転圧します。

エスビックのDCSファイバーを施工します。今回はロゼを使用します。

よく混ぜた材料をしきならします。左官職人さんが手際よく進めていきます。

敷きならしが終わった部分からシンナーを塗ったコンパネを敷いて、転圧します。樹脂舗装材が完全に硬化したら養生を外して完成です。

◆お客様が語るストーリー

花壇では、色とりどりの植物を育て季節を愉しみます。

今回、お庭に植える植栽のご提案もいただきました。

シンボルツリーにはピンクの花が可愛いらしい「ロドレイア」を採用し、コーナーには白い花と黄色の実のさわやかなレモンの木が4庭を明るい印象にさせてくれます。

雑草のお手入れに費やしていた時間は、ガーデニングを愉しむ時間になりました。今まで体に負担のあった庭のお手入れがこんなにも簡単に、そしてお洒落な庭に変貌し、エールハウスさんのプランと技術にとても驚くとともに感謝します。

 

◆After

居室から緩やかに昇降できるように、ウッドデッキ~テラス~庭の高さと配置を計画しました。
居室との繋がりを持たせるウッドデッキを採用。人工木のウッドデッキはメンテナンスしやすく丈夫です。家事動線を考え、選択干しを設置。落下防止のフェンスで安心して作業できます。
テラス床に採用したタイルのテクスチャーが、全体の雰囲気をシックで落ち着いた雰囲気に演出します。素敵です。

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