【Build Story】 Case-03 – 横浜、藤沢、湘南エリアでリノベーション・リフォーム・新築なら【エールハウス】

【Build Story】 Case-03

更新:2021年12月14日|カテゴリー:

子育ても落ち着き第2の人生のスタートに。
北欧風ノルディックスタイルの新築一戸建て住宅。

◆DATA

場所:横浜市金沢区

構造:木造(2×4工法)

建物面積:115.91㎡

建物仕様:耐震等級3、低炭素認定住宅

間取り:3LDK

◆PLAN

◆建築士が語るストーリー

夫婦で緩やかに流れる時間を過ごす、優雅に充実したセカンドライフを。

 30年くらい前に、現在の場所で中古住宅を購入されたお客様。その時にリフォーム工事をお請けした事から、当社とのお付き合いが始まりました。当時は、お仕事も忙しく、子育ても大変でご苦労があったと思います。ようやく、子育ても落ち着き第2の人生を考え始めたことがきっかけで、古くなった住まいを建て替えることを決意されました。

プランのご希望は『老後の事を考える』、『娘さんたちが孫を連れて来た時に泊まれる部屋が欲しい』との事でした。

 閑静な高台の富士山が眺望できる素晴らしい立地条件の土地です。お天気の日にはいつでも富士山を見られることを一番に考えました。リビング、キッチン、和室、2階の主寝室からの眺めは抜群です。眺めの良い広々とした庭には、造り付けの花壇とウッドデッキを設けてバーベキューやくつろぎの時間を過ごせるように設計しました。

リビングは、開放的な空間を感じられる吹き抜けの勾配天井をおすすめしました。勾配天井に天然木材レッドシダーを貼りました。無垢材料は自然の色のためにそれぞれ違いがあるため、貼り方によっては雰囲気が変わってきます。職人が一枚一枚色を確認しながら丁寧に張りました。

メインで使用する玄関ホールと、脱ぎっぱなしでも気にならない、荷物や上着も掛けられる大容量のシューズクロークが付いたサブ玄関ホールを。

キッチン横には買い置きや常備品などがたっぷり収納できるパントリーを設けています。

来客や家族が遊びに来た時に使用できる和室は、LDKからワンフロアに。建具は襖ではなく木製の扉に、窓には障子の代わりにシャープシェードで和モダンな空間となっています。

 いくつもの現場を設計・施工・管理してきたプロとして、お客様に満足していただきたい一心でお客様のご要望を伺い、適さないと判断したら具体的にその旨をお伝えし、出来る限りご要望に沿ったご提案をしました。お客様も構想しているプランがその通りになるか、できないか、できたとしても使い勝手の良し悪しなど、正直に申し上げました。お客様からは、『思い描いた希望がどこまでその通りになるか?とわからないことが多くて、こちらの質問にできる・できないをはっきりとわかりやすく答えてもらえて安心でし。』と言っていただけました。

引っ越し後お客様宅訪問

 これから永くお住まいになる場所をご一緒に悩み、ご要望に応じながら設計し、数ヶ月かけてお住まいが完成した時、想像以上の出来上がりに目を潤ませて喜んでいただけることは、私にとってこの仕事に携わっての一番の活力です。

◆コーディネーターが語るストーリー

全体のコンセプトは『北欧風』。リビングの幾何学模様の柄がアクセントになっています。

リビングのアクセントクロスは、奥様が悩んで選ばれたノルディックカラーの幾何学模様の個性的な柄です。木の温もりのある天井との相性も良く、その一部がギャラリーかのようにスタイリッシュに仕上がりました。

暮らしていると、どうしても避けられない『湿気』の対策として、換気はもちろんのこと、玄関ホールに調湿消臭機能のあるタイル『エコカラット』をご提案しました。天井からのダウンライト照明をエコカラットに向けて設置し、立体感を際立たせて高級感も出ています。

1階の中心になるダイニングキッチンのカウンター部分全体に、どんなカラーにも馴染む色合いの大きめのタイルを貼りました。タイルを貼った広いスペースにはお気に入りの絵画や写真を飾ることができます。

階段を登ってすぐに目に入る2階洗面スペースは、ご主人ご要望のガラスモザイクタイルを前面に貼りました。小窓からの採光でタイルに屈折した明かりが室内に不思議な空間をもたらし、階段を上がって行くとホッと癒される空間となりました。

◆お客様が語るストーリー

思い描いた希望がどこまでその通りになるのか?とわからないことが多く、こちらの質問に『できる・できない』をはっきりとわかりやすく答えてもらえて安心できました。

担当の方が色々と私たちの立場に立って、提案してくれました。私たちが言った通りに全て採用するわけではなく、やめた方が良いことは、ハッキリ言ってくれました。たとえば、キッチンを最初はアイランド型にしたいと思っていましたが、キッチン周辺を見えづらくするためにはキッチンの前に腰壁を作る、カウンター式のキッチンを勧められました。アドバイス通り、カウンター式のキッチンにしたところ、リビングダイニングから手元が隠れ、キッチン周辺を隠すことが出来ました。さすがプロだなと感じています。

不満な所は何一つ無いです。お友達を新居に招くと、みんなが新居について色々と褒めてくれます。キッチンの腰壁に貼ったタイルのことだったり、お気に入りのドアのことだったり。それがすごく嬉しいです。

以前の家は日があまり入らなく、暗い印象だったが、新居は各部屋に複数の窓を付けてもらったから、風通しも良くて、明るくて気持ちが良いです。また、以前の家では、雨戸を閉めると真っ暗になっていたが、新居はシャッターを閉めても、各部屋に小さい窓があり、そこから光が入ってくるため、真っ暗になることが無いのも、実際に住んでみて非常に良い点でした。

一番気に入っている空間はリビングです。リビングのソファーに座ると目の前に大きな窓があるのですが、そこから見える富士山が最高です。リビングダイニングに2階へ上がる階段を作ったのも大正解です。家全体がつながっているような気がして、コミュニケーションも取りやすい。これなら主人がこっそり外出するのも分かりますしね(笑)

和室もお気に入りのスペースです。押入を上に上げて、下のスペースに窓を付けたのですが、そこからちょうどお隣さんの竹が見えて、まるで旅館にいるかのよう。娘家族が訪れた際には和室を使ってもらっているのですが、宿泊費をもらおうかしら(笑)

ショールームに行って、実際に商品を見て触ったので、選択して失敗したな、というのが全くなかった。行くのは面倒かもしれないが、ショールームに行くのをお勧めします。

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