老後も使いやすいキッチンにするなら安心・安全で快適なスタイルへのリフォームがおすすめ – 横浜、藤沢、湘南エリアでリノベーション・リフォーム・新築なら【エールハウス】

老後も使いやすいキッチンにするなら安心・安全で快適なスタイルへのリフォームがおすすめ

更新:2024年3月26日

老後 使いやすいキッチン ニッチ収納

老後使いやすいキッチンにリフォームする理由

老後はもっと使いやすいキッチンにリフォームしたいという方は多く、その理由はキッチンの老朽化だけではありません。ご自身やご家族が高齢になったことを理由にリフォームを検討される方もいらっしゃいます。なぜなら事故の危険性が高まったり、使い勝手が変わってくるからです。

老後は体力が年々衰えていくことから、家庭内でも転倒などのリスクが上がります。また、体力が衰えたことによって、これまで快適だった料理が身体的に苦痛に感じることも増えてきます。こういった使いやすいキッチンへのリフォームが求められる理由について、詳しく見ていきましょう。

高齢者がキッチンを使う際の危険性

老後、使いやすいキッチンにリフォームした方が良いとされる一番の理由が「危険性」です。年齢を重ねるにつれて運動能力が低下してしまうと、高い場所の物を取ろうとしてバランスを崩したり、踏み台から足を踏み外したりして転倒するといった事故が発生しやすくなります。もっと些細な例で言うと、めくれたマットにつまずいて転倒するといったケースもあります。

こうした老後に生じる危険性を懸念して、安全で使いやすいキッチンへリフォームする方が多いのです。

機能性・使い勝手への不満

機能性や使い勝手の改善を求めてリフォームを検討する方も多いです。元々使いやすいと感じていたキッチンでも、設備の老朽化や掃除のしにくさなどの不満はおのずとたまってくるものです。

また、老後は年齢による身体の変化から、これまでは難なく出来ていた動作に苦労を感じることもあるでしょう。片付けがしにくい、お皿が出しにくいなどといった不満から使いやすいキッチンへのリフォームを考える方も多く見られます。一日に何回も使う場所だからこそ、特に老後においてキッチンの使い勝手はますます重要ですよね。

老後も安心!キッチンの快適さを高めるポイント

老後も快適で使いやすいキッチンにするためには、具体的にどういったリフォームが必要なのでしょうか。
快適な環境を作るにはまず、安全性の高さが最優先といえるでしょう。そのため、高齢化に伴って起きうる事故の危険性に配慮した設計が求められます。また、調理や掃除の負担が軽減されるバリアフリーなデザインも、老後のキッチンには欠かせません。

老後 使いやすいキッチン 高さの違うシンクとコンロ

エールハウスでは、実際にキッチンを利用されるお客様のお悩みやリスクに対して、それに適したリフォームを行なっております。

弊社の事例をご紹介しますと、ご主人は洗い物担当、奥様は調理担当というご夫婦のお客様がいらっしゃいました。ご主人と奥様には身長差があり、これまで奥様は台に乗って調理をされていました。リフォームするにあたり、奥様の身長に高さをあわせるとご主人は腰痛などの心配がありましたので、キッチンの高さをどうしようか悩まれていました。そこで、シンクとコンロがセパレートになっているII型のキッチンの導入をご提案し、それぞれ高さを決定しました。これにより、ご主人の腰痛の心配も解消し、奥様も台に乗らずに調理ができるようになりました。

その他にも、エールハウスでは様々なお悩みやリスクを解決に導く設備などをご案内しております。ここからは、老後のキッチンリフォームを快適にするポイントを詳しくご紹介します。

安全性が高く、軽い力で操作ができる設備にする

転倒などの事故を防ぎ、かつ使いやすいキッチンにするには安全性に注目しましょう。たとえば、吊り戸棚を昇降式にすると踏み台が不要となります。結果として、転倒などの事故防止に役立つ上、足腰の衰えにも安心です。

老後 使いやすいキッチン 昇降式吊り棚(電動昇降棚)① 老後 使いやすいキッチン 昇降式吊り棚(電動昇降棚)②

また、老後は足腰だけでなく、握力なども弱くなります。そのため、軽い力で操作ができる使いやすい設備を取り入れると、負荷が軽くなり、楽に作業を進めることが出来ます。たとえば、握力がいらないレバー式の蛇口や、手をかざして水が出るタッチレスタイプの水栓は、老後の身体に負担をかけずにすむのでおすすめです。

手が行き届きやすく座って調理できるデザイン

老後も使いやすいキッチンにリフォームするには、あらゆる場所に楽に手が届くかどうかもポイントです。

先述の昇降式の吊り戸棚もそのひとつで、腕が届く範囲に収納があることで老後の利便性はアップします。また、上方向だけでなく、下方向への手の届きやすさも重要です。高齢になると、腰をかがめたり、手を伸ばしたりすることがより大変になることもあります。

収納

あわせて、老後は座った状態でも作業ができるように、キッチンの高さや形状を見直されることもおすすめです。座りながら作業が出来るカウンターの場合、75〜85cmと一般的な高さよりも低めに設定されます。また、カウンター下に足が入るようにしておくと、座った状態でも使いやすいキッチンになります。

明るさを確保して視認性を高める

リフォームと聞くとつい調理設備や収納に目が向きがちですが、老後の使いやすさを考慮する場合は明るさもポイントの一つです。高齢になるとどうしても目が見えづらいことがあり、レシピが読みにくかったり、手元の作業がしにくかったりという不便さが挙げられます。

老後 使いやすいキッチン 施工例

そこで、ブラケット照明を付け足すなどして複数の照明を組み合わせ、自由にオンオフができるようにしておくと便利です。眩しすぎないように照明の色味も調整すると、より老後に合った使いやすいキッチンになります。さらに、使っていない吊り戸棚を撤去することで、戸棚の影で暗かった空間に明るさを取り入れることもできます。

移動しやすい位置や距離

老後に使いやすいキッチンを設計する際は、広さよりも動線に注目しましょう。広々としたスペースは快適そうに見えますが、「冷蔵庫から食材を出し、調理してお皿を取り出し、盛りつける」という移動だけでも、高齢者にとっては負担に感じることがあります。

リフォームを考える際には、調理台・シンク・冷蔵庫が三角形で結べると効率が良いとされています(ワークトライアングル)。使いやすいキッチンを意識するなら、このトライアングルの位置で移動距離を図りながら、レイアウトを検討してみると良いでしょう。

 老後 使いやすいキッチン ワークトライアングル

老後のキッチンリフォームにおすすめの使いやすい設備

老後、使いやすいキッチンを意識してリフォームする際におすすめの設備がいくつかあります。

老後 使いやすいキッチン スタジオ2

例えば、ボタンを押すだけで棚板の高さを調整出来る電動昇降棚は、身体への負担が少なく、物の出し入れや整理整頓がスムーズに行なえます。さらに、火の取り扱いが不要で、火災や火傷のリスクもなく、お手入れの簡単なIHコンロもおすすめです。

その他にも、老後の使いやすいキッチン作りには欠かせない設備がたくさんあります。ここからはおすすめの設備を詳しくご紹介していきます。

電動昇降棚

電動昇降棚は、ボタン操作で棚板の高さを調節できる電動モーター内蔵の棚のことです。一般的にはキッチンや書斎などで使用されることが多く、収納スペースを有効活用することができます。

ボタンを押すだけで高さの調節ができるため、背伸びをしたり台に乗る必要はありません。よってバランスを崩して倒れる可能性も低くなり、事故や怪我のリスクが低減されます。また、高齢者向けに設計されている電動昇降棚は、操作ボタンが大きく見やすいデザインになっていたり、棚板の高さを一定間隔で調整できるので、ストレスなく使用できます。

老後 使いやすいキッチン 電動昇降棚

IHコンロ

IHコンロは、ガスコンロと比較すると火を使わない分、火傷や火災に繋がる可能性が低く、火を使うことによる事故や誤操作のリスクが軽減されます。また、手前に作業スペースがあるIHコンロ(Panasonic トリプルワイドIH)もありますので、鍋の取っ手を袖に引っ掛ける恐れもなく、快適に調理をすることができます。

老後 使いやすいキッチン パナソニック トリプルワイド

操作はボタン・タッチパネルで温度や加熱時間を設定することができるので、高齢者でも扱いやすく安心です。また、IHコンロは鍋底全体に加熱が均一に行き渡るため、温度や火加減の難しい調整も苦労することなく料理ができるメリットもあります。さらに、ガスコンロと比べて掃除が非常に簡単な点も大きな魅力です。

ハンドル式水栓

ハンドル式水栓は、一般的にレバー型やツマミ型などの形状があり、軽く手で押したり回したりするだけで簡単に操作ができます。操作部分が大きくて見やすいデザインが多く、視力が弱くなってきた老後の生活においても不自由はありません。

老後 使いやすいキッチン 施工例 ハンドル式水栓

何より、うっかり操作をミスして勢いよく水を噴出してしまったり、なかなかちょうどいい温度にならず水を無駄に流してしまったりと、水回りの失敗はちょっとしたストレスですよね。ハンドル式水栓はツマミやレバーを回転させるだけで水量や水温を調節できるので、面倒で難しい温度調整も楽に行なうことができるのも魅力的です。老後キッチンをリフォームするなら、ぜひ使いやすいハンドル式水栓の導入もご検討されてみてください。

タッチレス水栓

タッチレス水栓は、直接手で触れる必要がないため、特に衛生面で気を遣いたいキッチンにおいては、細菌やウィルス感染のリスクを低減できるのでおすすめです。高齢になると免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなるため、衛生面の向上は非常に重要です。

タッチレス水栓はセンサーに手をかざすだけで水が自動的に出る仕組みになっており、手の力が弱くなってきても、ストレスなく利用ができるところがおすすめのポイントです。高齢者でも簡単に扱える、シンプルでわかりやすく使いやすいデザインが多いことも人気の理由です。

断熱性を高める

キッチンは外部からの冷気や熱気がたまりやすく、長時間キッチンで作業する場合は風邪をひいたり体調を崩したりするリスクがあります。そこで、窓や勝手口などを断熱性の高いものに交換することで、夏や冬など気温の変化が大きな時期も室内の温度を快適に保つことができ、ヒートショックや熱中症予防にもなります。その結果、冷暖房効果が高まって冷暖房の使用頻度が減っていき、電気代・ガス代などの節約にも繋がっていくのです。

次の施工例の写真は、勝手口をガラスの少ない断熱タイプにリフォームし、断熱性を高めました。

老後 使いやすいキッチン 断熱性 勝手口リフォーム

また、断熱性の高いキッチンは外部からの騒音も軽減されるので、周囲の道路や近所からの騒音が気になりにくくなり、快適で静かな空間でリラックスして過ごすことが出来るようになります。

シニア世代にオススメのリフォーム工事はエールハウスにお任せください

シニア世代におすすめの使いやすいキッチンへのリフォームをお考えなら、エールハウスへご相談ください!

長年愛用していたキッチンから、新しい環境へと変わることにご不安もあるかと思います。エールハウスのスタジオでは、今回ご紹介した一部の設備をご体験いただけます。

老後 使いやすいキッチン スタジオ1

ご来場いただいたお客様からも、「想像していたよりも操作が簡単だった」「実際に触ってみて不安が解消された」というお声をいただいております。ご来場の際にはぜひ、新しい設備の操作性や快適性をお試しください!
その他、少しでも疑問やご不安がありましたら、お気軽にエールハウスへお問い合わせください。

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