初めまして!去年、がんばって二級建築士の資格を取得した、新人の小倉です!
季節外れの暑い日が続いていたと思ったら、急に寒くなりましたね。みなさん体調は崩していないでしょうか。
今年の夏は特に暑く、エアコンには大変お世話になりましたよね。公共料金(特に電気代)が高くついていたのではないでしょうか。高いけどまぁ仕方ないな、他のはいつも通りだろうな、と何の気なしに見ていたら、
『アレッ!? なんでこんなに水道料金が高いの??』
なんて経験をしたことはないでしょうか?
水道料金が高い時にまず最初に疑うべきところ、それは『漏水被害』だと思われます。漏水と言われても、なんだかピンとこないと思いますが、水道メーターから蛇口までの間のどこかで、水道管から水が漏れている状態です。
今回はそんな漏水被害の確認を誰でも簡単にできる方法をご紹介させて頂こうと思います。
お住まいの水道メーターを見てみよう!
んっ?水道メーターってなんだ?とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。ご自宅の敷地内で下記の写真のようなものを見かけたことはありませんか?
この青い蓋のものが水道メーターボックスになります。
蓋を開けると、この中の青色の丸いのが水道メーターになります。でもここで問題が発生!!どうやって見ればいいのかワカラナイ!最初は誰でもそうなんです。水道メーターなんて見ることめったにないですからね。
次に青色の丸い蓋を開けてみます。何やら回転する数字や時計のようなものがあります。上部の数字が使用している水の量で、使用量自体は今回の検針時での使用量から、前回の検針時の使用量を差し引いた量が今期使用量となります。
そして注目すべき箇所は、写真の赤い矢印で指している銀色のものです。これは『パイロット』と呼び、水を使用しているとクルクル回ります。そして使用してないときは、回らないようになっています。つまり、敷地内のありとあらゆる蛇口を閉めているのにも関わらず、パイロットが回るようなことがあれば、漏水しているということになります。
漏水が判明するほとんどのケースは、検針に来た水道局の方から『水の使用量が今月は多いので、家のどこかで漏水しているかもしれません』と言われて、漏水に気づかれることが多いと思います。
漏水しているかもと思ったらまず確認!
- 敷地内にあるすべての蛇口を閉めて水を止める
- 水道メーターのパイロットが回っているか確認
- どこかで漏水していないか確認
- 漏水箇所を修理する
漏水を確認したが自分では直せない。漏水しているかもしれないが、どこで漏水しているかわからない。など、ご心配な方はお気軽にご相談ください。エールハウスでは漏水点検、修理も行なっています。
今回は簡単ではありましたが、漏水被害について少しお話させていただきました。普段から気にして生活している人はごくわずかだと思います。私自身も他人事だと思うくらいです。ですが、誰の家でも起こるのが漏水被害。特に築年数が経てば経つほど水道管も劣化していきます。水が漏れている状態をそのままにしておくと、水道代が高くなるだけでなく、木を腐らせたり、カビやシロアリの発生につながることもあります。お住まいを長く持たせるためにも、漏水の心配がある方へは、一度点検をオススメします!