はじめまして。4月からエールハウス湘南店に入社いたしました鳥海(とりうみ)です。
まだまだ、上司に付いて一緒に回らせていただいている見習いですが、これから精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします。
今回わたしは、学生の時にインテリアコーディネーターの勉強をしていたのですが、その時に知って驚いた色の性質、壁紙の色などの、カタログの失敗しない見方についてご紹介したいと思います。
家づくりをするにあたって壁紙のカタログ、色のサンプルなどを見ることがあると思います。
しかし、『選んだ色と違う!』などイメージの違いが起きてしまいがっかりしてしまう可能性があります。
なぜ、サンプルで見たものと実際に出来上がったものの色や明るさが違くなって異なってしまうかというと、 【面積効果】という現象が起きてしまうからです。
面積効果の現象に注意!
面積効果とは、色の面積によって同じ色でも色味の見え方やイメージが違って見える効果を言います。
・明るい色は、面積が大きくなるにつれて、いっそう明るく感じる
・暗い色は面積が大きくなるにつれて一層暗く感じる
このようなる現象のことです。
画面上では分かりづらいと思いますが、実際に明るい色の小さい四角の色と大きい四角の色を見比べていただくと、大きいサイズ四角の色のほうが小さい四角の色よりも少しだけ明るく見えると思います。
また、明るい色の見え方と反対に、暗い色では、面積が大きくなるほど小さい面積よりもより暗く感じるようになります。
このように面積効果を知らないで、壁紙や外壁の色を選んでしまいますとイメージと『実際に出来上がった物が違った』ということになってしまう可能性が高くなってしまいます。
壁紙や外壁などの色を選ぶ大事なポイント
できるだけミスをしないようにするための大事なポイントとしては、
①色見本はできるだけ大きなものでチェックすること。
A4サイズ以上の色見本が望ましい。(できるだけ大きなサンプルで見る)
カタログからお選びいただいた壁紙のサンプルをA4サイズで確認いただくことができます。
柄物の壁紙はカタログだと一部分しか見えないので、A4のサンプルでガラの確認をすることもできます。
②明るい色は少し暗めを、暗い色は少し明るめを選ぶ。
あらかじめに面積効果を考慮した色の選定
少し写真だとわかりづらいですが、右側真ん中のA4サイズのサンプルです。大きくなると少し暗くなります。また、壁紙の素材感も大きくなると確認できます。
③カラーシュミレーションを参考にする。
実際の建物に塗装した場合にどんな風に見えるかWEB上でシミュレーションをしてみる。
色をガラッと変えたいときには、シミュレーションを参考にイメージをすることができます。
この3つを意識して壁紙、カーテン、外壁などの色を選ぶと、理想のおうちに近づくと思います。
今回は、色彩の面積効果のお話をしたのですが、まだまだ色彩には面白い不思議な効果があるのでまたご紹介したいとおもいます。
また、家づくりをする際に今回紹介した面積効果を思い出していただいて少しでも良い家づくりのお力になれたらうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!