こんにちは。エールハウス横浜店の関野です。
これから新築住宅が完成するまでをブログにてお届けいたします。
天候もよい日に、地鎮祭が執り行われました。おめでとうございます。
今回のブログでは地鎮祭の準備と流れについてご紹介します。

地鎮祭日和
地鎮祭当日の朝。雲一つない青い空です。

当日の空
地鎮祭の準備をします。
まず、祭壇を建てる場所を決めます。祭壇は南向きか東向きに向くように作ります。
6尺の四角い空間を作り、持ち手の長いハンマーを使って四隅に木の杭を打ちます。

杭打ち
後で砂を盛るので、祭壇と祭壇までの道になるところの地面をきれいにします。邪魔になりそうなでっかい石を拾い、木やカスなどを適当なところに掃きました。

次に、打ち付けた杭すべてに竹を固定します。

竹を固定
今回はこのようにして固定していました。

竹を固定
四隅全てに竹を固定したら、竹の先に縄を結び、四角くつながるようにつなげて結んでいきます。

縄を結ぶ
青い空に雲が出てきました。
縄を結び終わったら、縄に「紙垂(しで)」という白い紙を付けていきます。
紙垂は、ねじれている縄のねじねじ部分をこじあけたところに、紙垂の上の部分を差し込むようにして付けます。

紙垂

次に、「盛砂」を用意します。砂を円錐形に盛り頂上に草を植えます。

盛砂
この盛砂は、地鎮祭の中で行われる儀のひとつ「地鎮の儀」で使われます。
神様へのお供物は、「海のもの」と「山のもの」を用意します。
今回は、
「海のもの」
- 鯛
「山のもの」
- バナナ
- ブロッコリー
- 人参
- 梨
- きのこ などです。

お供物
これで、地鎮祭の準備が整いました。
お待たせしました!
準備ができたら、土地の神様と建築の神様をお呼びします。
神様が食事をしている間に宮司さんが祝詞(のりと)を読みます。
ここで宮司さんからの教えをひとつ。
のりと というのは、後から漢字が付けられたそうです。約束を守るという意味の「宣る(のる)」が のり になりました。以上です。
次に、場にいる全員が順番に神主から草を受け取り祭壇にお供えをします。二例二拍手一礼をし、工事の安全祈願を祈ります。

安全祈願
次に、四方清め祓いを行います。
お施主様代表3名が建築物の角12カ所に、
- 半紙と麻を四角く切ったもの
- お米
- お酒
をそれぞれ撒き、清めます。

四方清め祓い
次に、地鎮の儀。準備した盛砂を土地に見立て、鎌で草を刈り、鍬で耕し、鋤でならします。
「えい えい えい」と声を出しながら行います。


次に、場にいる全員が順番に宮司さんから草を受け取り祭壇にお供えをします。
二礼二拍手一礼をし、工事の安全祈願を祈ります。

安全祈願
宮司さんが終了を告げて神様を元の場所に送り、地鎮祭、無事に終了です。
最後に宮司さんが鎮め物の箱の中を見せてくださいました。

鎮め物
無事に地鎮祭が終わりよかったです。
この家が建ちあがっていく姿が楽しみです。
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!
