こんにちは。横浜店営業サポートスタッフの金崎です。
日中はまだまだ暑い日が続いてますが、やっと少しづつ和らいで来て、過ごしやすい季節になってきましたね。
本日のブログは、「建具の選び方」についてご紹介させていただきます。
室内ドアや戸などの室内に用いられる建具は、印象を大きく左右する大事な箇所でもあります。
いざ選ぶとなると、「何色にすればよいかわからない」「どうやって選べばよいかわからない」といった声は意外と多く聞かれます。
今回は内装建具の種類について詳しくお伝えします!
『内装建具』の種類
建具とは、部屋の入口や開口部に設けられた開け閉めできる開き戸(ドア)や引き戸、収納に良く使われている折戸や障子やふすまなどの事です。
それぞれの種類にメリットやデメリットがあり、場所や使い勝手をよく考えて選ぶことで、より快適な住まいになりますので、是非参考にして下さい!
開き戸(ドア)
一般的な建具で、内開き、外開きを場所によって考えて設置する必要があります。
メリット |
・気密性、プライバシー性が高いので、閉めた時に音漏れしにくい。 ・省スペースで取付できて、近くの壁にスイッチ、コンセントを設置できる箇所が増える。 ・お洒落なデザインや、レバーハンドルなどの金物なども選択でき、自分好みの空間をつくれる。 ・ペット専用の出入り口があるペットドアをつけられる。 |
デメリット |
・開閉の為の可動スペースが必要で室内に使えない場所ができる。 ・開け閉めする時の動きが大きくなるので、高齢者や身体の不自由な方には扱いにくい。 |
引き戸
近年人気で色々な箇所で採用されています。引き違い戸、アウトセット引き戸、壁の中に入る引き込み戸、2枚連動や3枚連動引き戸など、「引き戸」と一括りにしても様々な種類があります。
メリット |
・風でバタンと閉まる事が無いので、半分開けた状態など採風を調節することができる。 ・可動スペースが不要なので、部屋を広く使える。 ・間仕切りとした場合、開けた時に部屋と部屋が一体的に感じられ、開放感が出る。 ・開け閉めの動作が簡単。スライドするだけなので、高齢者や身体が不自由な人にも扱いやすい。 |
デメリット |
・気密性が低い。音が漏れやすい。 ・戸を引き込むスペースが必要。スイッチ、コンセントの位置が限られる。 |
折戸
クローゼット収納やトイレなどのサニタリーによく使われている建具です。
メリット |
・開閉時がコンパクトで廊下など狭いスペースでも開け閉めができる。 ・片開きドアと比べると開閉のスペースが1/3以下でデットスペースが少ない。 ・少ない動きで開閉ができるので、高齢者、身体が不自由な人でも扱いしやすい。 ・左右にフルオープンできるので有効開口が広く、物の出し入れに便利。 ・間仕切りに使用した場合、開口部を大きく開く事ができるので、一体感、開放感が生まれる。 |
デメリット |
・通常のドアと比べるとコストが高い。 ・広い開口部には下部にレールが必要になってしまう。 ・気密性が低い。音漏れしやすい。 ・可動部がある為、通常建具より壊れやすい。 |
建具の色の選び方は?
建具の色をどの様に決めていけばよいか悩まれる方も多いと思います。
選び方のポイントとして次の3つが挙げられます。
① 床の色
② 壁の色
③ 家具の色
これら3つを意識して建具の色を選ぶとよいでしょう。
建具の色の選び方の基本として、「床の色」または「壁の色」に濃さや色味を合わせると失敗が少ないです。
たとえば床の色に合わせる場合、ダークカラーの床であれば建具もダークカラーに、明るい床ならナチュラルカラーに。床の色と建具の色の濃さや色味を合わせることで、空間に統一感がうまれます。
また、壁の色に合わせるという選び方もあります。
壁の色はだいたい白系が多いですが、壁の色に合わせて建具も白系にすると室内がすっきりとした印象になり、広く感じさせることもできます。
リフォームの場合は、既存の家具に合わせていく選び方もあります。家具の雰囲気と建具を合わせていくことでまとまりのあるインテリアになります。
どの建具にもメリット、デメリットがありますが、場所や使い勝手をよく考えて選ぶ事が快適な住み心地の良い家になる重要な要素になります。
建具の存在感はインテリアや部屋全体の印象に大きく関わるものになりますので、内装クロスの貼替リフォームの際は建具も合わせて変えてみる事をおすすめします。
弊社では建築士やインテリアコーディネーターなどの資格を有したスタッフが在籍しております。お住まいに関することなら、ぜひお気軽にご相談下さい♪スタッフ一同、心よりお待ちしております!