介護保険を賢く使って安心な暮らしを 手すり取付工事事例

みなさんこんにちは。エールハウス湘南店、二級建築士の西潟です。

今回は介護保険を利用して階段と玄関ホールに手摺を取り付けた工事をご紹介します。

 

現状

階段にはお客様自身で取り付けた手摺が付いていますが、ブラケットが下地についていない箇所があり外れかかっています。グラグラしているので掴んでも安心して階段を上り下りできない状態です。

 

玄関ホールには手すりは付いておらず、下駄箱に手をかけて段差を上り下りしています。以前手をかけた際に滑って危ない思いをしたことがあるとのことです。

 

工事スタート

階段の手すりは、既存の手すりをそのまま利用し、その反対側に新しい手すりを設けることになりました。グラグラしている箇所は切断し、新しい手すりと壁を利用しながら上り下りしていきます。

 

受板の取り付け

ブラケットを取り付ける位置に下地がないので、受板を取り付けてからブラケットをつけていきます。受板があれば下地がない箇所でも手摺取り付けが可能になります。

 

手摺取り付け

玄関ホールにも下地がなかったため受板を取り付けてからブラケットは付けるというやり方がありましたが、段差があり高さが異なる位置に3本も受板をつけることになってしまいます。

玄関ドアを開けて一番初めに目が付くところなのでなるべくすっきりとした印象にしたいとのことで、12㎜厚のベニヤを貼ってクロスで仕上げてから手すりを取り付けることになりました。

 

 

使用商品

  • 手摺:ダイケンシステム手摺35型グリップ付き丸棒ストレート クリアベージュ

グリップ付きだと滑り止めの役目を果たす凹凸が付いています。

  • 受板:ダイケンリモデル用後付け手摺受け ゴム集成材タイプ

 

介護保険を利用!

今回は介護保険を申請して工事をさせていただきました。保険を利用した住宅改修となります。

保険を使用すると最大20万円まで1~3割の自己負担で工事をすることができます。

例:1割負担なら18万円役所から支給されます

申請はエールハウスの工事担当者が行えますので、お客様自身で区役所に行って面倒な手続きを行う必要はありません。

手摺の工事以外にも、

  • お風呂の入り口段差の解消
  • 開き戸を引き戸にする工事
  • 外構の段差解消

など様々な工事に対して申請できますので、お気軽にご相談いただければと思います。

 

エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!

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