システムバス工事のリフォーム事例をご紹介!
システムバスの工事で浴室を快適にリフォームした事例をご紹介します。
みなさん、こんにちは!エールハウス横浜店の川西です。
今回のお客様のご依頼はとにかく冬場寒くて入るのも億劫になる、タイル張り浴室を快適なシステムバスにリフォームしたいとのご要望でした。
実は弊社に工事をご依頼される前に、建物を建てた某ハウスメーカーに声を掛けたとのことでした。しかし在来浴室ならではの変則的な形の浴室であった為、そのハウスメーカーの腰は重く、なかなか良い提案があがってこなかったとのことでした。
現状の確認とご提案
現地を確認したところ、限られた洗面室のスペースなのでストック品やタオル類など洗濯機の横に置かれている状態でした。このストック品などの収納スペースを造り、そこに収納するように出来れば洗面室自体も快適に利用ができるかと思い、次のようなプランをご提案しました。
0.75坪のシステムバスを入れられるようにするには、まずドア位置の移動が必要でした。ドア位置を移動することにより今までのドア位置部分にはデッドスペースが発生してしまいますが、そのスペースを新たにオープンな収納にすることにより今まで置ききれなかったストック品類がすべてこちらに収納できるようになります。
ドア位置の変更により干渉してしまうのが、増設&増設により増えてしまった電気の分電盤です。今回のシステムバス工事により更に浴室乾燥暖房機用の回路が増えてしまいますので、回路数を増やした分電盤に移設交換するご提案をさせていただきました。
サイズ感は1116サイズですので小ぶりですがTOTOのシステムバスの設計は、限られた空間でも使い勝手よく設計されています。
※お施主様が唯一設計上仕方ないと妥協されていた1116サイズのシステムバスでしたが、ご契約後の精密採寸の結果、1216サイズへとサイズアップできることがわかりました。お施主様もこれには喜んでいただき本当に良かったです。
施工開始
- 養生
まずは、非工事部分と搬入出経路をしっかりと養生をしていきます。
- 解体
既存お風呂の解体です。パワフル且つ慎重に既存のお風呂を解体していきます。
集塵機で細かな粉塵が室内に舞わないよう作業します。
- 給排水工事
新しいシステムバスの指定位置に給水管・給湯管・追焚き配管・排水配管を移設します、これを切回し工事と言います。
併せて追加でご要望いただいたエコジョーズ給湯器も交換しました。
※給湯器の供給のほうも今現在(R5/11)、だいぶ安定しました。
- 窓の交換
既存の窓はそのままでもシステムバスの工事はできますが、やはり窓だけ古いものが残るのは抵抗あるとのことで新しい窓に交換しました。もちろん現在の基準である高断熱型の窓です。
- 土間コンクリート打ち
システムバスの基礎となるコンクリートを打設します。今後は床下からの湿気もシャットアウトできます。
- 分電盤の交換と移設
増設を重ねて増えてしまった分電盤を移設に伴い、回路数を増やしたものに交換しました。
- システムバスの設置です。
TOTOの認定施工ですので、手際よくマニュアルに従いシステムバスを組み立てていきます。
- システムバス完成
もう少しで快適なバスライフが待っています。
- 収納スペースの造作
壁にはモザイク調のメラミンパネルを貼り・可動棚板をセットしました。奥行きもある大容量収納スペースが確保できました。
完成です!
最後に開口や分電盤の移動により穴が開いてしまった漆喰壁を補修し塗装で仕上げて完了です。
施工後しばらくして新しいシステムバスの具合をお施主様に確認したところ非常に快適になりましたと、喜んでくださいました。
システムバスの工事の相談はエールハウスまで!
システムバスの工事をご検討中の方は、エールハウスまでご相談ください!
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!