みなさん、こんにちは!
エールハウス藤沢店スタジオ、リノベーション設計・施工プランナーの荒川です。
リフォームやリノベーションをしようと思われるきっかけは、内容や状況によってさまざまなケースがあると思いますが、
「古くなった・汚くなった・壊れた箇所を直したい」
「不便・不安・危険な箇所を解消したい」
といった理由をお客様からお聞きすることが多いです。
そのような時その問題箇所を直すことはもちろんですが、それだけではなくせっかくの機会だと考えて少しプラスアルファをしてみるとリフォームするのが楽しみになってみたり、リフォームをやって良かったと思えたりします。
今回は『塀工事事例』をご紹介します。
お客様のご要望・現況
- 道路に面した大谷石の高い塀が地震などで倒れてしまわないかと心配している。ここは通学路でもないしこの辺の住民しか通らない道だけど、それでも万が一のことを考えるとやっぱり不安で。
- 塀はここだけではなく他にもありますが、キリもないし全体的なバランスとかは特段気にしないので、今回はあくまで安全対策としてここだけにしてあまり大ごとにはしたくない。
プランニングポイント
- こちらの大谷石の塀は道路側と敷地側とで高低差があるものもありますが、それ以上に高く積まれていますので今よりもっと低くできます。
- 同じ見た目や高さに揃えたいという趣旨ではないので、化粧ブロックを敷地側の地面より少し高いところまでにして積んで、あとはフェンスを設置することをご提案しました。
工事スタート!
まずは大谷石を撤去します。
1個80キロもあるというとても重たい石が約50個あります。コンテナも1回では重くなり過ぎて積みきれないので2回に分けて運搬しました。
天気予報では大丈夫そうでしたが、念のための雨対策として養生をしてから解体作業は終わりです。
次に化粧グロックを積みます。
これまでの大谷石に鉄筋はありませんでしたが、当然これからやるブロックには鉄筋をしっかり入れます。
あとはフェンスを設置します。
今回のフェンスはLIXILのフェンスABを採用しました。
横スリットデザインのYS3型、色はブラックと木調色のクリエモカとのおしゃれな組合せです。
最後に一部既存の大谷石のままの箇所を補修と美観を兼ねて塗装して仕上げました。
表層の汚れを洗浄して、劣化して浮いているところを削り落としてから塗りはじめます。
大谷石にも対応する浸透強化剤を3回、カチオンシーラーを1回、そして上塗りを2回と、しっかり塗装しました。
- あとは掃除をして工事完成です。
工事完成!
お客様の声
塀については前から気になっていて、最初にご相談させてもらったのは一年前でした。
エールさんはよくアフター訪問で来てくださるのでその時から何度かお話させてもらっていましたが、最近また地震が多いなと感じてきて、もしも何かあってからでは大変だと思い今回お願いすることにしました。
工事前は天気の悪い日が多く心配していましたが、無理に取り掛かろうとせず慎重に予定を調整されていて、いざ工事が始まれば天気の良い日が続いて順調に終わったのが良かったです。
また何か家のことでありましたらエールさんにご相談しますので、これからもよろしくお願いします。
横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談ください!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!