こんにちは!福祉住環境コーディネーターの川﨑です。
今回は『ウッドデッキ工事』についてお話しさせていただきます。
ウッドデッキのある生活、憧れますよねぇ。お庭に設置するだけで、健康的でお洒落な雰囲気になります。友人が遊びに来た際には、羨ましがられること間違いなしです。休日には外で読書をしたり、子供やワンちゃんの遊び場になったり、実用的に洗濯物を干したり、みんなでバーベキューをしたりと用途はそれぞれで夢が広がります。
そんなウッドデッキですが、色々なお宅に伺うと長年使われていないボロボロになってしまったウッドデッキをよく見かけます。お話を伺うと「昔は使っていたけど、腐ってきて危なくて出られない。直すにも処分するにも費用がかかるので、そのままにしている」という方がほとんどでした。
ウッドデッキを設置するにあたり一番重要な事は素材の選定
天然木を使用するならば、『ハードウッド』と呼ばれているウリン、イペ、セラガンバツなどがオススメです。耐久性が高くシロアリにも強いとされています。密度が高く硬い木材なので、カットや、ビスを打つ事が難しいです。職人さん泣かせですね(笑)。DIYで使用するには少しハードルが高く、施工費や材料自体の値段も高価にはなりますが、メンテナンスなど長期的なスパンで考えると安く、長く使用できる材料だと思います。
もう一つオススメさせていただきたいのが、各エクステリアメーカーさんから出ているアルミの束柱、大引きと木粉樹脂デッキを組み合わせた『人工木デッキ』です。定期的な防腐処理や塗り替えなどは一切必要なく、シロアリにもっとも強く、高い耐久性があります。天然木と違い、ささくれなどが出ない為、素足で歩くことができ、小さいお子さまやペットを遊ばせておいても安心・安全です。加工もしやすい材料で大量生産が可能なため、価格も安くなってきているので、大きさや設置場所にもよりますが、天然木のハードウッドで施工するよりも、オススメさせていただいてます。ただ質感は本物の木と比べてしまうと劣るとは正直感じます。
もちろん一年中雨風にさらされるので汚れは生じます。汚れた時は水をかけて、デッキブラシでささっと掃除をするだけで、手間があまりかからないのが『人工木デッキ』の良い所です。お庭にウッドデッキを設置して健康的で素敵な時間を作りましょう。