こんにちは。「いつも、明るく!笑顔で♪」を心がけている藤沢店営業サポートスタッフの二級建築士・インテリアコーディネーターの國分です。ちょっと不調な時は「明るく・掃除・片付け!」で生活を見直すことで気分転換しています。
お客様のカウンセリングでも「悩み」として伺う機会が多い「収納と住まい方」について、二級建築士・インテリアコーディネーターである私から、アイデアポイントをご紹介させていただきます。
建て替え・リフォーム・リノベーションを計画する時が、「見直しのチャンス!」です。参考になるアイデアがございましたら、是非ご活用ください!
「収納」に関する不満はございませんか?
それぞれの方には生活スタイルがあり、そして、様々な事で忙しい日々があり、ちょっと置いたつもりから、気づくと家の中は、多くの「モノ」で溢れてしまいがちですよね。
- 収納スペースが足りない
- 間取りプランの想定不足(生活動線と合っていない)
が原因のひとつとして考えられます。
「部屋が狭い!」というのは、お住まいの大きさはなかなか変更することができませんので、今回は「生活動線」とその適した場所に「収納スペースの確保」、「間取りレイアウト」について注目してみました。
「この場所」に「こんな収納」があると、毎日の生活が便利で快適に。
モノが集まりやすい場所なのに、十分な収納スペースを確保したプランではなかったり、最適な位置に設置できていなかったり・・。
新築後やリフォーム工事後の暮らしで後悔しないように、建て替え・リフォーム・リノベーションの計画の際には、「収納プラン」について考えてみませんか?
収納の不満が多い場所ランキング(エールハウス独自アンケート)
- 1位 玄関
- 2位 リビング
- 3位 クローゼット
- 4位 キッチン
- 5位 洗面脱衣室(ランドリー周辺)
確かに・・モノが集まりそうな場所ですよね。
それぞれの箇所別でアイデアをご紹介します。
「クローゼット編」
クローゼットに仕舞う衣類などは、マフラーや帽子など季節用品や冠婚葬祭の衣類やバッグや小物類など、収納アイテム数も非常に多く、家族それぞれの日常の洗濯済みの衣類を片付けるだけでも億劫に感じることがあるのに、整理整頓が難しく感じませんか?
・・そんな時に発生しやすい・・「とりあえず、どこかに置きっぱなし」
これは、収納の「大きさ」「容量」も問題点ではあるかと思いますが、
今回は・・
- 生活動線との関係
- クローゼット内の使いやすさ
にポイントおいてご提案させていただきます。
生活動線との関係?
2階建て住宅の場合、一般的には、主寝室や子供部屋などの「家族それぞれの専有居室階」
リビング・ダイニング・キッチン・浴室等の「家族の共有スペース階」
と構成されているケースが多いかと思います。
そして、収納・クローゼットは、それぞれの部屋に設置するケースが多いと思います。
「生活動線」を考えてみると、共有スペースと収納・クローゼットが離れている為に、お家の階段を行ったり来たり・・。そんな生活風景が、思い浮かべられませんか?
階段の上り下りは、些細な事ですが面倒に感じることがありますよね。
アイデア☆スタイル:共有スペース階に「ファミリークローゼット」を取り入れてみませんか?
「ファミリークローゼット」は、「家族の共有スペース階」に設置するのがポイントです。
主要な着替えなどを収納しておく「ファミリークローゼット」が「家族の共有スペース階」にあることで、【バスタイム】や【お出かけ前後】の動線がスムーズになります。
つまり、1階と2階の「行き来する回数が、減る」というわけです。
家族の衣類が1箇所にまとまっていることで、洗濯後の衣類を各部屋のクローゼットに仕舞う手間が省けて、時短にも繋がります。
ファミリークローゼットには、写真のようなシステム収納を使って家族それぞれゾーン分けして活用すると整理整頓がしやすく非常に便利です。
また、枕棚の場合だとパイプの2段設置は実現できませんが、システム収納ならハンガーパイプや棚板を上下にそれぞれに設置できます。
大人は上段、子供は下段、と分けて収納するように決めておけば、子どもも自分からお手伝いしてくれそうですね。また、子供自身で整理整頓を実践しやすい環境となるので「自立心」を育むことでき、「自分でできるよ!」と元気な声が聞こえてきそうです。
では、2階のクローゼットはダメなの?
そういうわけではもちろんありません!
2階のクローゼットは、「季節もの」や「冠婚葬祭などの衣類」など頻繁には使用しない衣類やモノを収納するのにとても便利です。
ファミリークローゼットを設置するメリット
- お出かけ動線、帰宅したときの動線をスムーズにできます。
- 外出する際の衣類やオンシーズンの衣類を「家族の共有スペース階」に収納する。
- オフシーズンの衣類は「家族それぞれの専有居室階」のクローゼットに収納する。
と効率的です。
ファミリークローゼットスタイル
・I型
・Ⅱ列型
・コ型
・L字型
「収納する場所を確保する」という事は、収納において大変重要で、次に「どこに収納する」ということも考えることも大切になります。
日常の動線を意識しながら、1階のファミリークローゼットと2階の専用クローゼットは、「目的を分けて」使うことをお勧めします。
そして、住まいの中で収納スペースとして確保できる場所はどうしても限られますので「断捨離」も必要となります。定期的に住まいの中を確認していきましょう。
次回は「キッチン」「洗面脱衣室(ランドリー周辺)」のアイデアをご紹介します。
次回も是非読んでくださいね。エールハウスでは、二級建築士、インテリアコーディネーター、また一級整理収納アドバイザー、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。是非、お気軽にご相談くださいね。
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