皆様、こんにちは! エールハウス藤沢店、二級建築士の新井田です。
先月の台風15号では、かなりの被害がでましたね・・・皆様のお宅は大丈夫だったでしょうか?
台風被害でかなりのお客様からご依頼を受けましたので現場調査に行く機会が多く、たくさんの屋根の下見をさせて頂きました。
今回は実際に下見で使用した道具紹介をさせて頂きます。(第1弾はこちら) (第2弾はこちら) (第3弾はこちら)
2連ハシゴ
まず始めに、2連ハシゴを紹介させていただきます。
今回の台風被害の下見で大活躍したのがこの2連ハシゴです。
私たちの業界では脚立やハシゴの長さを尺で呼びます。ハシゴは一段約30センチで構成されています。尺貫法と呼ばれる建築業界ではよく使う単位で1尺がmm換算すると303mmなっているので、ハシゴでも同様に使われている単位です。
今回紹介する2連ハシゴは12尺のハシゴなので、約3.6mのものです。それに同じ長さのものがくっついていてロープで引き伸ばして使用します。引き伸ばすと高さが7mを超えるので、2階建ての戸建てなら地面からでも屋根に上がることが出来、屋根に関する下見には大変重宝します。
また、長さもこれより長いものも短いものもありますので、用途によって使い分けることで効率的に作業等を行えます。しかし転落等の危険があるため一般の方にはおすすめできません。
高所点検カメラ
次に高所点検カメラというものを紹介致します。
高所点検カメラとは名前の通り高い場所の撮影に使います。屋根の下見では2連ハシゴ同様、大変大活躍してくれる便利アイテムです。
本体は約1.6mのもので、伸ばすと約7mの高さまで伸ばすことが可能なので屋根の点検でよく使われています。
メリットは、安全に屋根の点検が行えます。さらに最新のカメラは画素数が高く、かなり鮮明に写真を撮ることができます。
しかしデメリットとしては、細かい細部まで見ることが出来ないのと、実際に寸法を測ることが出来ないので、工事をする場合ですとやはり実際に屋根に上がるしかありません。
3.ドローンカメラによる調査
エールハウスでは、国土交通省から飛行の許可・承認を得てドローンを利用した屋根点検を行っております。ハシゴをかけて屋根を上る必要がなく、高所カメラでは確認できなかった屋根全体を点検でき、点検も短時間で済むためお客様に大変好評です。診断中の映像をリアルタイムで確認できるため、お客様も屋根材の劣化や屋根周辺の不具合を確認できて、安心です。
以上今回は屋根調査・診断で便利な道具を3つ紹介しました。
皆様も屋根でお困りのことや、横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!
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