みなさん、こんにちは! エールハウス社長、一級建築士・宅地建物取引士の伊丹です。
夏なので当たり前ですが、毎日暑い日々が続きますね。ここ最近は35度以上の猛暑日が続いて、地球温暖化が進んでいるのを肌で実感します。みなさん、熱中症には十分にお気を付けください。

さて、今回のブログでは、先日参加してきました『不動産ビジネス関連のセミナー』についてお伝えさせていただきます。
実はこのセミナー、弊社の顧問である牧野知弘先生が登壇するセミナーです。牧野先生は不動産事業の企画・プロデュースの専門家でして、最近では様々なメディアにも出演されています。弊社の不動産事業を拡大させたいという目的で、牧野先生に弊社の顧問になっていただき、アドバイスをいただいております。牧野先生のセミナーに参加させていただくのは今回が初めてでして、楽しみにして参加してきました。

今回のセミナーでは『不動産価値革命と今後のビジネスチャンス研究』というタイトルで、現在の社会を取り巻く環境変化と不動産マーケットについて、お話しいただきました。約4時間に渡るセミナーだったため、全てをお伝えすることは出来ませんが、私が特に印象に残った内容についてお伝えさせていただきます。

1.都内の高額マンションの価格にびっくり!
東京都内のマンションが高くなっていることはニュースなどから何となく知ってはいましたが、2024年の平均価格は約1億1200万円で、坪単価でいうと約560万円にもなり、2007年と比較して単価は約2倍にもなっているとのことです。さらに坪単価700万円以上の高額マンションが活発とのことで、都心3区や渋谷、新宿を中心に1戸当たり2億円以上、ブランド立地で中低層マンションが大人気とのことでした。誰が購入できるのか、とビックリしてしまいましたが、世の中には想像できないようなお金持ちが存在しているのでしょうね。ただ、高額マンションになればなるほど、外国人が購入するケースも多いようです。日本人ももっと頑張らないといけないですね。
余談になりますが、都心のとある新築マンションの最上階住戸なのですが、床面積が1500㎡(約450坪)もあるところもビックリですが、価格は2億ドル、つまり円換算すると300億円にもなる住戸もあるそうで、すでに外国の方が購入されたそうです。牧野先生いわく、ここまでいくと『アート』と表現するしかないそうです。

2.空き家と今後の相続多発問題
空き家問題について、私自身もブログで度々お伝えさせていただいたり、セミナーを開催させていただきましたが、牧野先生は空き家に関しての書籍を出版されるほど、空き家のプロフェッショナルです。今回のセミナーでも空き家についてお話しされていました。
みなさんご存知のとおり、日本は高齢化社会です。高齢化社会は相続多発社会を意味します。2030年以降、多数の相続が発生することは間違いなく、特に東京や神奈川といった不動産の価格が高いエリアでは、不動産を所有しているだけで相続税の課税対象になる方が増えるとのことです。
当然、相続税を支払うには現金が必要になるのですが、相続財産が不動産しかなく、好立地のため土地の評価が高いため相続税の課税対象になる場合、現金があればいいですが、現金がない場合は不動産を売却するしかない、というケースも十分に考えられます。これからは不動産ポートフォリオの再構築が求められ、必要な不動産、不要な不動産の選別がすすむことになる、とのことでした。

3.最後に
冒頭でもお伝えしましたが、弊社は不動産ビジネスを拡大するために、不動産ビジネスのプロである牧野知弘先生を強力なバックアップに迎え、今後取組んでまいります。実家の今後のことでお悩みの方、不動産のことでお悩みの方などいらっしゃいましたら、お気軽にご相談いただければ幸いです。
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!
