こんにちは! エールハウス旭店スタジオ、リフォーム・リノベーションアドバイザーの川﨑です。
今回は想像して気分が悪くなったりする可能性がありますので、キライな人は見ないでください。私も大の苦手で、子供の頃、でっかい黒いのが自分に向って飛んできて泣き叫んだトラウマがあります。文字を書くのも嫌なのでゴキブリ→『G』とします。
皆さんGの発生は、やはり夏だと思われていますが、実はあまり暑さに強い害虫ではないんです。30度以上の暑い場所は人間と同様に苦手なのです。気温18度ぐらいから動きが活発になり、25度くらいが最も活動するといわれています。私たち人間と同じですよね。したがって人間の住居はGにとっても、最も生息しやすい環境ということです。Gは体温が35度くらいから徐々に弱り始めて動きが鈍くなって、42度以上で体内のタンパク質が固まり完全に死滅するといわれています。なので、夏の暑さから快適な室内へと逃げてくるのです。想像しただけで怖いですよね。
Gの侵入はエアコンの配管!?
Gの室内侵入箇所でよく言われているのが、エアコンの配管といわれています。水が出るドレン管の先端を塞ぐ物もよく売られていてG対策の一つですが、エアコンを取り付けや交換の際も注意が必要です。
エアコンの取り付けの際は、壁に丸く穴を空けて配管を外に出すのですが、外壁と室内の壁の間には空間があり、その空間にGが潜んでいて、そこから室内に侵入するケースも多いのです。
エアコンを取り付け・交換する時は、外壁から室内壁までに筒状の「スリーブ」が付いている事も確認しましょう。
侵入したGが人間の住居で卵を産んで繁殖をしたり、秋が最も活動が増えるそうです。そこで今のうちにしっかりとしたG対策をして来年の発生を防ぎましょう!!
Gにとって冬は最も苦手な季節!
冬はGにとって最も苦手な季節ですが、決して居なくなったわけじゃありません。卵のまま冬を越したり、家電製品の熱がこもる暖かい場所に潜んでいるのです。住宅設備でいうと、キッチン、コンロ、食洗機、冷蔵庫など湿気がある暖かい場所が格好の住処ですので掃除をして、できるだけ清潔に保ちましょう。
G対策に!システムキッチン改修工事
G対策の一つとしてシステムキッチンの改修工事をおすすめします。
『パナソニック製のキッチン リフォムス』は熱がこもりやすいキャビネット底板に『ムシスルーキャビネット』という虫が嫌がるアース製薬の忌避剤を標準仕様してG対策をしています。
また、『クリナップ製 ステディア』はキャビネットがオールステンレス製で、湿気や臭いも付きにくく、清潔でGが寄り付きにくい素材となっています。
同様にタカラスタンダードのシステムキッチンも金属とガラス質のホーロー材のキャビネットになっていますので、通常の木質製のキャビネットに比べ、Gにとって住みにくい環境になります。
新築であっても決して油断してはいけません。工事中やお引渡しまでの期間にGが入り込んでいる可能性もありますので、燻煙剤を焚く事をおすすめします。お引越しの時も注意が必要です。引越しでよく使う段ボールもGは大好きで段ボールに潜んで一緒に引越ししてきたり、断面の波状の所に卵が産み付けられていたりしますので、要らない段ボールはすぐに処分する事がG対策の一つです。
また、家屋害虫といわれているシロアリも、実は蟻ではなくGの仲間なんです。そのため、シロアリ予防の薬剤散布をするとGも居なくなりますので、一石二鳥でおすすめです。
アース製薬さんのホームページがG対策の勉強になりましたので、載せておきます。
ゴキブリの駆除・対策|害虫を駆除する|アース害虫駆除なんでも事典 (earth.jp)
Gは高温多湿を好み、湿気があるところに生息します。逆に乾燥に弱く水が無いところでは生きていけないそうです。常に住まいを清潔に保ち、これから冬にかけて換気をしっかりして一緒にGを根絶しましょう!
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