みなさん、こんにちは。エールハウス湘南店スタジオ、二級建築士の西潟です。
前回のブログで自宅の浴室工事の様子をお伝えしたので、今回は洗面所の工事をご紹介いたします。
現 状
既存の洗面化粧台はタカラスタンダードした。
- 幅が1400くらいありL字型
- 三面鏡も洗面台と同じく幅1400あるので、収納量は十分
しかし・・・
- L字型になっているので、角の部分は手を奥まで入れないといけないので使いにくい
- 開き戸の扉なので、上のほうのスペースは使いにくく余らせてしまう
など、実際にはもったいないなと思う部分がいくつかありました。
L字型から幅1000の洗面化粧台へ交換
洗面化粧台には、『TOTOのオクターブ』を採用しました。
オクターブはハイバック水栓(壁付け)になっているので、水栓廻りが汚れにくく普段のお掃除の負担が少なくなります。
- 既存の洗面化粧台は高さ75㎝と少し低かったので、80㎝の高さを採用
- 化粧台の収納は3wayキャビネットを採用
2段引き出しも検討しましたが、洗濯用の洗剤を引き出しから取るときは幅1000の引き出しを引くのは大変だと思ったので、3wayキャビネットになりました(とても使いやすいです!)
2段引き出しの部分もたっぷり収納できるので、背の高いストックや化粧品を収納しています。収納が使いやすくなったので、今までしまえずにカウンターに置いていた化粧品等が収納でき、全体的にすっきりとしたように感じました。
サイドには棚をDIY
L字だった部分の収納は、青森からヒバの集成材を2枚取り寄せてDIYで棚の取付けをしました。
あまりDIYをしてこなかった私は、高さや納まりに苦戦しながら何日もかけて取付けをしました(もう少し手際よくできるように頑張ります…)。
ヒバ材は水や虫に強いので、構造体にも、部分的な使用にもおすすめの種類です。洗面所がほんのりヒバの香りがしてリラックスできます。
オープンの収納になったので、奥のほうの物も気軽に取り出せるようになり、使い勝手が良くなりました。
壁クロスと床CF(クッションフロア)も新しく雰囲気が変わった洗面所空間がとても好きな空間になりました。
仕 様
- 洗面化粧台:TOTOオクターブ W1000
- 壁クロス:サンゲツ SP2828
- 床CF:サンゲツ HM-15145(すごくお気に入りの色です!)
- ソフト巾木:サンゲツ W-69
お風呂を工事するときは入口の壁の補修がはいるので、一面のみクロスの張替えや化粧枠で補修といった方法もありますが、同じくらいの年数が経っていれば洗面化粧台の交換も一緒にやってみるのもおすすめです。
今回はお風呂と洗面所の工事で5日間の工期でした。
使えない期間があり不便な思いをすることもありますが、その間は銭湯へ行ったり、普段は見ることができない住まいの内部の構造を見ることができ、いろいろなことが学べる機会になったと思います。実際に工事をした当事者として、この経験をお客様のお役に立てるようお伝え出来たらと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。是非、お気軽にご相談ください!