こんにちは! エールハウス藤沢店営業サポートスタッフ、二級建築士・インテリアコーディネーターの國分です。
連日続く新型コロナウィルスのニュースや世の中の動きで、不安感や憂鬱な気持ちで滅入ってしまいますが、毎朝夕の愛犬の散歩で見つけた膨らむ桜のつぼみに元気をもらいました。「希望の春」ですね。
建物(部屋)のスタートは、「ひとつの箱」です。
そこに、どのようなエッセンス・工夫・デコレーションを加えるかで、「住み手らしさの表現」や「住まいと楽しく暮らす」ことができると思います。
ファッションやスイーツ、メイクにも流行があるように、インテリア・ホームデコレーションにも流行があります。インテリアコーディネーターの私から、2020年のインテリア・ホームデコレーションのトレンドである「ジオメトリックデザイン(幾何学模様)」のお話をさせていただきます。新築・リフォームや簡単な模様替えでも!是非参考にしてみてくださいね!
「ジオメトリック(幾何学模様)」とは?
ジオメトリックとは、三角や四角、六角形や八角形といった多角形をはじめ、円や楕円や直線といった基本図形を規則的に並べ組み合わせた模様です。
*2020年の東京オリンピックのエンブレムも「組市松紋」のジオメトリックデザインのひとつですね。
現在、内装材のクロスや床材やタイル、そして照明器具、雑貨(ミラーや食器)などでジオメトリックデザインが採用されています。
それでは、ジオメトリックデザインを取り入れたアイデアを、スタイル別にご紹介します。
◇ノスタルジック・レトロモダン×ジオメトリック
・ガラスモザイクとタイルのミックスモザイク。落ち着いた色合いで空間がノスタルジックな印象に。照明器具もデザインと合わせると更によいでしょう。
・クラフト感のある小ぶりなステンドガラスのタイプや、大正・昭和期の建具に用いられたような、レトロな板ガラスで製作されたジオメトリックの照明で、お部屋の雰囲気・スタイルがぐっとまとまります。
・竹久夢二デザイン「古きよきをあたらしく」 画家・詩人の竹久夢二の壁紙コレクション。書籍に用いられた作品をジオメトリックな壁紙にしています。独特な世界観がお部屋にパワーを与えてくれます。個性的な壁紙を採用することはなかなか躊躇してしまいますが、より大好きな空間にデコレーションしてくれます。
◇北欧×ジオメトリック
北欧のモダンデザインにもジオメトリックなものがいっぱいあります。北欧の食器や生地を活用してお部屋のアクセントに、優しい雰囲気でナチュラルな空間へ。
北欧ブランドのキッピス(Kipps)の生地を活用したファブリックパネルでインテリアのアクセントに。
フィンランド屈指の歴史を持つテキスタイルブランド「フィンレイソン(Finlayson)」伝説のデザイナーアイン・ヴァーリのデザイン壁紙を用いてお部屋のアクセントに。
北欧の自然をモチーフにグラフィカルなパターンを数多く生み出しているデザイナー:ヨハンナ・ヘグヴェグの生地によるカーテン。ナチュラルでモダンな仕上がりになります。
◇モダンスタイル×ジオメトリック
白、ブラック、グレーでつくるモダンスタイルもシンプルで素敵ですが、アクセントにブルーのジオメトリックのクロスを差し色で入れるとメリハリがでます。
◇ポップ×カラフル×ジオメトリック
鮮やかな黄色のドットクロス。壁のアクセントに活用するととっても可愛いですね。写真にあるゴールドのインテリア雑貨もトレンドです。
◇クラッシックアンティーク×ジオメトリック
ハニカム柄のクッションフロアーで、よく見るとレースや植物が型押しされていてとっても素敵です。デザイナーの丹地良子さんのデザイン。洗面、トイレ、玄関など取り入れると空間がワンランクアップします。
インテリアトレンドを知ることはとっても楽しいですよね♪
せっかくの住まいづくり・・「とりあえず・・」からちょっぴり冒険すると、ただの箱だった住まいが、「自分らしく」「自慢したくなる」そして「楽しい!」空間となります。一人で考えていると悩み・・全体がわからなくなったり・・様々なトレンドを取り入れすぎてしまい、テイストがまとまらなくなってしまったり・・そんな時には、ご相談いただくことで客観的にお力になれることがありますので、ぜひエールハウスのインテリアコーディネーターにご相談くださいませ。
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