既存のキッチンに合う面材をとことん探して納得の仕上がりに！～食洗機交換工事～

みなさん、こんにちは！　エールハウス湘南店スタジオ、リノベーション設計・施工プランナーの荒川です。

リフォームやリノベーションをしようと思われるきっかけは、内容や状況によってさまざまなケースがあると思いますが、

「古くなった・汚くなった・壊れた箇所を直したい」

「不便・不安・危険な箇所を解消したい」

　と言った理由をお客様からお聞きすることが多いです。そのような時、その問題箇所を直すことはもちろんですが、それだけではなく、せっかくのリフォームの機会だと考えて、少しプラスアルファをしてみるとリフォームするのが楽しみになったり、リフォームをやって良かったと思えます。

今回は12年使用された食洗機の動作が悪くなり、交換をされた事例をご紹介します。

お客様のご要望

　食洗機の作動が悪くなり、メーカーのメンテナンスさんに見に来てもらいました。２００９年８月製の物で、約１２年使用しているので交換した方が良いと言われましたので、いつも家の事でお願いしているエールハウスさんに声を掛けました。

現状の確認

こちらが既存の食洗機です。このキッチンの扉色を、お客様は大変気に入られていました。

プランニングポイント

既存の食洗機のメーカーがパナソニック製でしたので、品番を確認して交換品の有無を調べました。

交換品として対象の品が３品あり、交換自体は可能でしたが、既存の食洗機の面材と同じものが無く、違う面材で選ばなくてはならない事がわかりました。

お客様は今のシステムキッチンの色が気に入っていましたので、新しい商品にして食洗機の部分だけ面材の色が変わる事が気になるだろうと思い、できるだけ近いお色を探させていただきました。

お打ち合わせ時には、各メーカーのシステムキッチンの扉サンプルをお持ちして、既存のキッチンの色に合わせた近似色で打ち合わせを重ね、クリナップ製ラクエラの色を気に入っていただき、その商品にて工事を行う事にしました。

工事スタート

まず床に養生をし、既存の食洗機を撤去しました。裏でコンセント・排水配管・給湯配管が接続されています。

撤去したキャビネットの中です。

新しい食洗機の金物を取り付ける説明書です。きちんと確認をして金物を取付ます。

工事完了！

新しい食洗機の取付完成です。新しい面材は既存とほぼ同じ色になりました。

こちらの写真は、取替え前です。ほとんど見分けがつきませんね。

操作パネルがスッキリした事で、既存の面材では高さが足りなかったので新しい面材になりました。

使用製品

食洗機：パナソニック　NP-45VS9S

面材：クリナップ　システムキッチンラクエラ　グランドシリーズ　オペラチェリー

交換商品としては、既存と同タイプ商品と、少し洗浄能力が良くなる省エネタイプ商品と、パナソニックさんならではのエコナビタイプ商品の３タイプでした。お客様としては、エコナビは必要ないとのことでしたので中級タイプを取付ました。

もちろん取付も重要でしたが、やはり面材が気になるとのことで色合いを確認しながら打合せを進めました。多少の色の違いがあるものの、キレイに仕上がりお客様にご満足頂けました。

お客様の声

食洗機だけの交換工事でしたが、各メーカーのキッチン扉サンプルを用意していただき、実際にサンプルを見ながら打合せを進めることが出来て、納得して工事をお願いすることが出来ました。扉サンプルには、近似色が数種類ありましたが、その中でも面材の金額等も調べていただき、コスト的にも納得した面材を見つける事が出来て、満足して食洗機を交換する事ができとても助かりました。