『感震ブレーカー』を取付けて地震に備えましょう!

 みなさん、こんにちは! エールハウス旭店スタジオ、リフォーム・リノベーションアドバイザーの川﨑です。

 もうすぐ東日本大震災から10年経ちます。先日も東北で大きな地震があり、改めて地震への備えが必要であると感じました。そこで、今回は地震対策の一つである感震ブレーカー「ガルシャット」をご紹介させていただきます。

地震による火災の過半数は、実は電気が原因

 東日本大震災による火災件数全111件のうち、原因が特定された火災が108件ありました。そのうちの過半数が、電気関係による出火でした。地震が引き起こす電気火災とは、地震の揺れに伴う電気機器からの出火や、停電が復旧した時に発生する火災(通電火災)の事です。

 

通電火災とは

 大地震発生により一時的に停電が発生します。その後、数時間~数日後に電気の供給が回復して電気が戻ります。その際に、倒れている家電製品からの発火や家具などが倒れて電気の線が切れてしまっている状態で電気が流れてしまい、火災の原因になる事を通電火災といいます。

 

感震ブレーカーがあると安心!

 感電ブレーカーとは、地震発生時に『震度5強相当以上』の強い揺れを感知した際に、自動的にブレーカーやコンセントなどの電気を止めてくれる器具になります。不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合に、火災を防止する有効な器具です。

ブレーカーを切り忘れても安心

 大地震が発生して家に帰れない時や、慌てて避難してブレーカーを落として来なかった場合などでも、安心できる備えになります。現在、内閣府、消防庁、経済産業省が普及を進めています。

 

感震ブレーカー 「ガルシャット」

ガルシャット

 この写真の感震ブレーカーは、住まいのドアやフローリングなどの建材メーカーの大建工業さんが出している「ガルシャット」です。内閣府の「感震ブレーカー等の性能評価 ガイドライン」に定める性能評価に基づき、十分な性能を確認している信頼を置ける器具になります。

 ガルシャットは、震度5以上の大地震を感知すると疑似漏電を発生させて、漏電ブレーカーを落として家全体の電気を遮断する仕組みになっています。(※漏電ブレーカーが分電盤に付いている事が条件です。)

震度5強相当以上の強い揺れで電気を遮断

 

電気工事不要で簡単取付

 本体を壁に付けてアース線とコンセントプラグに差し込むだけで簡単に設置できます。

 

設置場所

 洗濯機やトイレなどアースが付いているコンセントならどこでもOKです。これ1台で家全体の電気を遮断します。

 

 地震や火災は、私たちの大切な人や住まい・財産を一瞬で奪い取ってしまいます。いつ来るか分からない大地震に備えて、今できる事をして大切な物を守りましょう。

 

 弊社では建築士やインテリアコーディネーターなどの資格を有したスタッフが在籍しております。お住まいに関することなら、ぜひお気軽にご相談下さい♪

 

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