みなさん、こんにちは! エールハウス藤沢店スタジオ、リノベーション設計・施工プランナーの荒川です。
リフォームやリノベーションをしようと思われるきっかけは、内容や状況によってさまざまなケースがあると思いますが、
「古くなった・汚くなった・壊れた箇所を直したい」
「不便・不安・危険な箇所を解消したい」
といった理由をお客様からお聞きすることが多いです。そのような時、その問題箇所を直すことはもちろんですが、それだけではなく、せっかくの機会だと考えて、少しプラスアルファをしてみるとリフォームするのが楽しみになったり、リフォームをやって良かったと思えます。
今回は『屋根重ね葺き工事』事例をご紹介します。
現況・お客様のご要望
通りすがりの職人さんから「お宅の屋根が外れそう」と言われ、心配になったので見てほしい。とのご相談でした。
以前、別のブログでもまとめましたが、最近このようなご相談が増えております。
通りがかりの業者からの『お宅の屋根が危険』にはご用心! 点検した結果をご紹介します! | YELLHOUSE
念の為に確認をと思い、屋根の点検に伺ってみたところ、大屋根に上った直後、自分の目を疑いました。
屋根が外れそう、どころか、屋根の棟の一部が外れてしまっていたのです。
早速お客様に、写真を撮って現状の様子をお見せしました。
このままではいけないとなり、外れてしまっている棟をはじめとした屋根全体の点検・お打合せをしていくことになりました。
と同時に、このままの状態では雨漏れなどの二次被害につながるので、応急処置として防水紙で仮養生することもご提案しました。
このような緊急事態の時こそ、この問題とどう向き合うか、冷静に判断することが大切です。
- 当然外れてしまった棟は何とかしないといけませんが、外れている棟だけをとりあえず直すのか、他の棟はどうするのか。
- 屋根全体の状態はどうか、以前屋根のメンテナンスをしてから何年経っていて、次のメンテナンスの計画はどのようにしていくか。
などをよくお打合せさせていただきました。
プランニングポイント
前回屋根の塗装をしてから7年半過ぎているところで、いずれその内に屋根のメンテナンスの時期を迎えるということと、屋根材が何箇所か亀裂していたこともあり、今回はこれを機に大屋根全体を直すことになりました。
葺き替え工事に比べて、既存屋根材の撤去・処分費用の負担の掛からない『重ね葺き工事』をご提案しました。
工事スタート!
まず足場を架けます。
障害物となる棟などの役物を撤去します。
次に、粘着性のある防水紙を軒先(下側)から重なるようにして、全面に張っていきます。
軒先に水切りとなる役物を付けてから、屋根材を葺いていきます。
工事完成!
【工事前】
【工事後】
【使用製品】
屋根 稲垣商事 ICひらぶき ヒランビー220 色ジェットブラック
お客様の声
エールさんはすぐ近所なので、家の事で何かあればいつもエールさんを頼りにしています。今回もすぐエールさんに相談して、さすがに屋根の工事はすぐ出来るわけではなかったけど、外れた棟の養生はすぐやってくれたので安心でした。これからもまた何かあったらまたご相談しますので宜しくお願いします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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