こんにちは。エールハウス湘南店、リフォームアドバイザーの荒川です。今回は外階段の手すり設置工事の事例をご紹介します。
現場の状況
こちらのお客様の家は弊社からも近く、つい昨年末も外装塗装工事をさせていただいたお客様なのですが、長い階段を上った先の高い所に家があります。
階段の段数は39段、高低差はおよそ9mもあります。
傾斜もやや急な階段で、両側はコンクリートの壁のため、つかまるところもありません。途中13段おきに踊り場はありますが、真っ直ぐな階段なので万が一転倒した場合、とても危険です。
お客様のご要望
これまでは問題なく毎日上り下りをしてきましたが、年齢とともに体力や膝に不安が出てきて、特に階段を下りる時に不安を覚えるようになった。この先、今よりも歩行が困難になってしまえば転落の恐れがあり、一人で外出もままならなくなってしまうので、昇降する動作の補助と、転落を予防の為に手摺を設置したい。とご依頼を頂きました。
採用商品
- メーカー:三協アルミ
- 商品名:歩行者用補助手すりエトランポS1型
- カラー:アーバングレー
工事スタート!
まず工事に取り掛かる前に設置する高さの確認をします。基本的には床から80cmにするのが一般的ですが、今回はコンクリート壁に直付けブラケットで手すりを設置しますので、実際に使用される方に合わせることが出来ます。
全てのブラケットをしっかり固定したら、手すりを繋げて設置していきます。
手すり設置完了です!
他にも状況や利用される方に応じて様々なタイプがあります。
お客様の声
今までは当たり前のように上り下りしていた階段でしたが、手すりがあったらいいな、と思うようになってからは不安と恐怖を感じるようになってきました。つかまる所があるのとないのとでは安心感が違う。これで一安心です。介護保険での住宅改修によって自己負担が少なく出来たのも良かったです。
今回はお客様が、要支援者又は要介護者でいらっしゃったので介護保険を利用することができました。介護保険を利用すれば、20万円を限度に1割~3割のみの負担で今回のように手すりの設置などの工事を行えます。
つまり1割負担の方の場合、20万円分の工事が2万円のみの負担で出来るのです。※所得により利用者負担は異なります。※事前申請等が必要になります。
ご本人様やご家族の方が安心して生活できるようにするためにある制度です。不安や気になることがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。
横浜・湘南・藤沢エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談ください!