皆様こんにちは!エールハウス旭店、二級建築士の新井田(ニイダ)です。
今回は『金属屋根の注意点』についてお話させて頂こうと思います!
![](https://yellhouse.jp/blog/wp-content/uploads/2019/05/0fac9f8a67a06256fd88a0feec7856d8.jpg)
〇金属屋根とは?
そもそも金属屋根とはどういうものなのか説明させていただきます。
屋根というフレーズで一番初めに思いつくものといえば、従来の日本家屋のイメージが強い『瓦葺き』だと思います。また分譲住宅でよく使われている『スレート屋根』が主流だと思いますが、実は『金属屋根』という屋根材もあります。あまり聞きなれない屋根材だと思いますが、その名の通り金属製の仕上げを使った屋根の総称で、代表的なものだとトタン屋根やガルバリウム屋根、ステンレス屋根などがあります。
〇金属屋根の特徴
続きまして金属屋根の特徴です。
金属屋根のメリット
- 形が自由、デザイン性が高い。
- 隙間がないから雨水の侵入がしづらい。
- 勾配の緩い屋根でも使える。
- 軽量で耐震性が高い。
![](https://yellhouse.jp/blog/wp-content/uploads/2019/05/9a557d63534703de20b262b7f78d6023-300x219.jpg)
![](https://yellhouse.jp/blog/wp-content/uploads/2019/05/0f6cd2624bc499a36d3936927ffb10b8-300x169.jpg)
金属屋根は瓦やスレートとは違い立平葺きや瓦棒葺きなど様々な形があり、単調なイメージの強い屋根とは違った個性ある屋根にすることができます。
金属屋根のデメリット
- 金属なので雨音が響く。
- 熱伝導が高いので耐熱性が低い。
- 錆びやすい。
- 形状によっては凹み易い。
![](https://yellhouse.jp/blog/wp-content/uploads/2019/05/e983e9eafcd84281347da7b227f98afd-300x225.jpg)
凹んでしまった金属屋根
![](https://yellhouse.jp/blog/wp-content/uploads/2019/05/b999789e49da4643ee9a11f8acdc5d1a-300x224.jpg)
錆てしまった金属屋根
金属ならではのデメリットが多いのも事実です。
先日お客様からあったご相談
金属瓦葺きの屋根が凹んでしまったというご相談がありました。以前に屋根の塗装をした業者が粗悪で、雑に踏んで凹こんでしまったようでした。凹みに汚れがたまって屋根が汚くなってしまうという問題も発生していました。また、勾配が緩やかなため、雨でも汚れが流れず汚れが溜まったままになってしまい、それが乾燥して汚れが落ちにくいという悪循環になってしまいます。
〇金属屋根の注意点と予防について
金属屋根にする際は、バックアップ材を入れて補強することや、断熱性能を高めるため断熱材を入れるなどの対策をお勧めいたします。弊社では屋根に関するご相談は屋根材に問わず行っておりますので、お家の屋根について気になることございましたら、お気軽にご相談ください。
横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!
![お問合せ](https://yellhouse.jp/blog/wp-content/uploads/2019/05/880908-e1557134245338-300x102.png.pagespeed.ce.VhV4tIj5G3.png)