場所:横浜市
構造:鉄骨マンション
築年数:26年
面積:約55㎡
築26年のマンションにお住まいのお客様。 「収納が足りない」「水まわりが使いづらい」「動線が暮らしに合っていない」 そんな“積み重なった小さな不便”をまとめて解消し、これからの暮らしに合う住まいへと一新したい、というご相談をいただきました。
ご来店いただいてのお打ち合わせ、現況調査、実際のお住まいを拝見しながらご要望や今の住まいに不満点などをヒアリングさせていただきました。
①現在、洋室を寝室として使用しているが共用廊下側にエアコンの室外機を置くことができずエアコンなしで寝ている。エアコンなしはつらいので南側に寝室を持っていきたい。
②和室は洋服などの荷物置場、納戸は趣味のアウトドア用品などを置いているので、玄関側に収納をまとめたい。
③玄関が暗いのでサイドの窓どちらかと空間を一つにして明るくしたい。
④浴室を広くしたい。
⑤キッチンを対面式にしたい。
⑥55インチのTVとオーディオ、レコードを置けるTVスペースが欲しい。
⑦内窓を取付けたい。
⑧フルリノベーションで快適な暮らしにしたい。
現地調査とヒアリングを重ね、2DK → 広々1LDK+大容量収納へ生まれ変わるスケルトンリノベーションをご提案しました。
マンション特有の“動かせないPS(パイプスペース)”を基準に、
の位置を慎重に検討。排水経路を確保しつつ、理想の間取りを実現するプランを組み立てました。
今回は床下に配管スペースを確保できる置床工法を採用し、洗面・浴室の段差解消を目指しました。
ゆったり疲れを癒せる浴室にするため、キッチンを左下側で対面式キッチンとし、浴室の位置をずらすことで1坪サイズのシステムバスが入るプランをご提案しました。
またLDKに寝室を置き、建具で間仕切ることで普段はLDKと一体空間として、来客時には扉を閉めてプライベート空間を仕切ることができます。エアコンはLDKに1台のみだったため、快適におやすみできるプランとしました。
全体の面積が約55㎡とコンパクトなこともあり、希望は対面キッチンでしたが、対面式キッチンにすると部屋が狭くなってしまうことを一番悩まれ、最終的には壁付けのキッチンで広々としたLDK空間プランに決定しました!
まずはスケルトン状態に解体します。
今回は間取りがガラッと変わり、壁の位置も既存と全く違う位置に代わってしまうので、プランしていた間取りが入るか、解体後に改めて寸法を測り、計画図面を微調整しました。
上階から下階までつながっているキッチンや浴室、洗面台から出る生活雑排水のPS、トイレの汚水PSは移動することができないので、特に注意が必要です。
以前は洗面・浴室で段差がついていましたが、玄関の段差を少し上げて置床工法とすることでフラットなバリアフリーとします。遮音等級L40の仕様です。
床下空間ができるので、キッチンの位置を変更しても排水管を床下に通すことができます。築年数を考慮し、給水・給湯・排水管をすべて新しく交換。 新しい水まわりの位置に合わせて配管を再構築しました。
床工事が終わると設備や収納棚、手すり、重量のある照明器具などがつく天井、壁に下地のベニヤを入れていきます。
下地を入れ終えると石膏ボードを貼っていきます。ここまでくると部屋の空間が良く分かるようになります♪
内装工事の壁紙が貼り終わるとシステムキッチンや洗面台、トイレを設置します。
最後に、照明器具の取付や造作家具、収納棚を取付けます。
玄関横の部屋を玄関と一体的な収納スペースとしました。
玄関入って左側の壁にはネイビー、正面に見えるリビングのドアは水色とし、爽やかな印象の玄関空間です。靴はもちろん、アウトドア用品・日用品をまとめて収納。玄関と一体化した大容量シューズクロークへ生まれ変わりました。
玄関収納スペースと反対側は大容量のWIC。収納がしやすいように可動棚や枕棚とハンガーパイプも設置しました。
浴室はTOTOマンションリモデルバスルーム。もとは0.75坪(1216サイズ)でしたが、ゆったりと入浴できるよう、浴室を1坪(1616サイズ)に拡張しました。
以前洗面台があったスペースを収納棚とすることで、タオルや着替え、ごみ箱、ストックなどを置くスペースにしました。脱衣室と洗面台を分けることで、来客時には脱衣室のドアを閉めて見せないことができます。
洗面台は脱衣室と廊下を挟んだ向かい側に。入口の上部のアーチはお客様こだわりポイントです!
トイレは向きを変え、洗面台と隣接させています。
従来のキッチンは独立したキッチンスペースだったので、LDKとのつながりが弱い配置でした。 そこで、和室とリビングを1つの空間へまとめ、キッチンを反対側の壁へ移動し、空間を最大限に活かしたレイアウトへ変更。
以前キッチンがあった場所には、 コーナー間仕切りを設けた寝室を新設。
間仕切りを全開にするとLDKと一体化し、広々とした開放的な空間として使えるようになりました。
キッチンは空間を最大限に使うため壁付けに。家電収納用のカウンタ―収納を横並びにしています。キッチン右側には冷蔵庫置場、パントリー、食器棚と続きます。収納量をしっかりと確保し、すっきりとした生活ができるよう計画しました。
リビングの壁には壁面収納を造作。お客様の趣味のレコードなどを使い勝手を検討しながら作成しました。
リビングのカーテンは吸音効果のあるドレープ(厚手)生地とグレーのラインが入ったレースカーテンでシックな印象に。窓には内窓を設置したので、断熱性、遮音性もアップしています。
WICにはカーテン、玄関収納スペースには木製ブラインドを設置し、共用廊下からのプライバシーも確保しています。
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