耐震・断熱性能向上セミナー
今住んでいる家が寒い、暑い、耐震性が心配・・・などお悩みはないですか?横浜市木造住宅耐震改修促進事業登録事業者でもあり、建築士が多数所属するエールハウスが「心地よい家をつくるための方法」をアドバイスします。
①心地良い家とは?
心地良い家とは、性能に優れた家です。性能とは、断熱、耐震、収納などを指し、これらの性能が優れていると、快適かつ安全で心地良い生活を送ることが出来ます。
②ライフスタイルコストを見直す
家づくりでお金のことと言いますと、新築なら土地代と建物にかかるコストのこと、リフォームなら工事代金だけがお金のことって考えてしまいます。しかし、実際は水道代や電気代などの光熱費が大幅に変わってきます。しっかり断熱工事をすることで、断熱性、気密性が高まり、光熱費が下がり省エネにつながります。年間でなんと20万円位変わってくる事例もあります。
③高い断熱性能による健康改善
断熱性能を向上させることにより、住まいが健康に優しくなります。脳血管疾患や心疾患が80%以上改善され、アトピー性皮膚炎やアレルギー疾患も改善されたというデータがあります。健康が改善されることにより、医療費が先30年で一人当たり90万円軽減されるというデータもあり、健康住宅によって、家計にも優しくなるのです。
④ヒートショックリスクの軽減
室内の温度差が生む怖い『ヒートショックリスク』。暖かい部屋から寒い部屋に移動すると(又はその逆)、急な温度変化により、急激に血圧が変化し、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすリスクが高くなります。ヒートショックで亡くなる方は年間17,000人、交通事故のなんと4倍と言われています。特に気温が下がる冬にヒートショックにより亡くなる方が増加し、諸外国と比べてみても、日本が一番多く発生しており、断熱性能は先進国で最低水準と言われています。
⑤築年数が古い建物の耐震の実情
こちらの二つの画像は2016年4月に発生した熊本地震の被災地で撮影した画像です。古い建物の場合、この画像のように、接合部をクギ1本だけで止めたようなケースは決して珍しくありません。地震の揺れで、簡単に外れてしまいます。もう一つの写真は、筋交いが極端に少ない状況の家屋です。当然、地震の揺れに弱くなります。耐震補強が必要な典型的な例です。
⑥耐震性能と安全性
耐震性能が低いと安心して生活ができません。上部構造評点1.0点以上の耐震性能が高い家は地震で倒壊しにくいと言われます。上部構造評点とは、地震に対する強度を表す数値です。1.0が基本となり、補助金なども1.0以上がルールとなっています。昭和56年以前に建てられた家屋の約8割は0.7以下、つまり倒壊する可能性が高い状況になっています。
⑦耐震リフォーム・リノベーションで出来ること
リフォーム・リノベーションで耐震性を1.0以上にあげるためには、金具で補強したり、場合によっては面で支えるような様々な補強方法もあります。下記写真は壁の中に筋交いを入れ、さらに制震装置を取付け、地震の揺れを吸収・抑制する構造となっています。
⑧まずはご自宅の耐震診断を!
エールハウスでは、横浜市指定で専門の耐震診断ソフトを使い、ご自宅の耐震性能を数値でチェックします。数値に基づいた的確なアドバイスも行います。なお、エールハウスは横浜市が行なっている事業『横浜市木造住宅耐震促進事業』の登録事業者となっており、また横浜市木造住宅耐震診断士も在籍しておりますので、安心してご相談下さい。
⑨エールハウスのリノベーション
実際にエールハウスで携わった耐震・断熱リノベーション、横浜市港南区S様邸のご紹介です。築46年で耐震性・断熱性が不安ということで、建物の性能向上のためリノベーションを行いました。建替えよりコストも下げられ、リノベーション前に比べ、収納力2倍、耐震性3.7倍、断熱性5倍超と大幅な性能向上となりました。お客様にも『長年の想いが詰まった住まいが快適・安全に生まれ変わった』と大変喜んでいただきました。