サイディングがボソボソに… ~外部改修工事施工事例~

皆様こんにちは。

エールハウス藤沢店 二級建築士の新井田です。

前回は防水紙を張るところまでご説明致しましたので、今回は実際に外壁を張るところからご説明致します。

 

サイディング工事

いよいよサイディング材を張っていきますが、サイディングの固定方法も様々な方法がありますのでご紹介致します。

〇サイディングの張り方

サイディングを張る際はサイディング材の張る方向や固定方法がいくつかあります。まずはそちらについてご紹介致します。

 

①横張り工法

窯業系サイディングを張る際によく使用される工法で、サイディング材を下から上にサイディングを張っていきます。

 

メリット 

  • 縦張りよりデザインが豊富。
  • 縦張りよりも施工がしやすい。

 

デメリット 

  • サイディングとサイディングの境に下から上へ縦に目地がサイディングの幅ごとに入るので、定期的なメンテナンスが必要。  

 

また、サイディング材の固定方法も異なり、近年では少なくなってきましたが、横張りでは釘止め工法と現在主流である金具止め工法と別れます。

 

<釘止め工法>

厚さ14mm以下のサイディングを張る際に用いられ、通気胴縁を外壁に取付け、胴縁に直接釘で固定していきます。

金物が必要なく、施工も金物より容易の為、施工費は抑えられますが釘頭が見えてしまうのと、サイディングに穴をあけてしまいます。

釘打ちサイディング

 

<金物留め工法>

サイディングを金物で固定していきますのでサイディングに釘頭が出ることなく、意匠性に優れており、また、金物をビスで固定する為、釘止めより強固に固定が可能です。

金留工法

 

②縦張り工法

横張りとは逆にサイディングを縦方向に向けて張る工法で、金属サイディングで、よく使用される工法です。

メリット 

  • 横張りサイディングとは違い1階と2階の境に上下接合部材が入りますが横張りでは必ず入ってしまう縦目地が入らないので、コーキングを用いる目地が少なくて済みます
  • 金属サイディングは釘止めですがサイディングの接合部に釘を打つので釘が目立つところはほぼありません

 

デメリット 

  • 縦張りのサイディング材はデザインが少なく、スパン系と呼ばれるシンプルなデザインが大半の為お好みがわかれるかもしれません。

縦張り

上記のようにそれぞれ特徴がありますのでお客様の重視したいポイントを考慮し選ぶように致しましょう。

 

施工の様子

◎通気胴縁や土台水切りの取付け

まずは防水紙の上に通気を確保する為の胴縁を取付けていきます。

この通気胴縁は外壁材を固定する下地としての役割ではなく、外壁下地とサイディング材との間に通気層を設ける為に取付けます。

この通気胴縁で通気層を設けることで壁内結露が発生しても湿気漏れを乾燥してくれます

また、外壁材から雨水が侵入してしまっても外壁下部から雨水が抜けるようになっている為、直に外壁材を張るよりも雨漏りのリスクが軽減されます。

通気胴縁

 

◎サイディング張り

いよいよ外壁を張っていきます。

まずはスターターと呼ばれる部材を取付け、サイディング材を引っ掛けるように張っていきます。

スターター

またサイディング材の境にはハットジョイナーと呼ばれる目地の間隔を一定に保つための部材を取付けておきます。

ハットジョイナー

このハットジョイナーは目地のひび割れ等により雨水が侵入した場合でも直接下地にかからないようにする役割もあるほか、弊社で使用しているハットジョイナーは樹脂被覆がされておりますので目地にコーキングを打つ際の三面接着を防ぐ役割もあります。

通常コーキングを打つ際にはボンドブレーカーと呼ばれるテープを張る必要がありますが、樹脂被覆のされたハットジョイナーであればボンドブレーカーを張る必要はありません。

 

 

そもそも三面接着とは?

通常サイディングのコーキングは外壁材と外壁材の二面にのみ定着させ、外壁側の面は接着しないようにします。三面接着をしてしまうと地震などの揺れでひび割れが発生するリスクが高くなってしまう為です。

コーキングの接着

 

◎金物固定

サイディングを張ったら上部に金物をビスで固定し、外壁材を固定させます。その上に新しい外壁材を引っ掛けて固定し同じように金物を取付けます。

順々にサイディングを張っていき、コーナー部の部材も取付けます。

 

◎コーキング

全面サイディングを張り終えたら、今度は目地部のコーキングを行います。この時先ほどご紹介した二面接着になるように施工します。

コーキングを打つ前にマスキングテープで養生を行いプライマーと呼ばれる接着材を塗布します。

コーキングマスキング

プライマーが乾いたらコーキングを打ちます。

コーキング打ち

今回はケミューの高耐久シール材のケミュースーパーシールにて施工致しました。

コーキング箇所は各縦目地部と窓回り、軒天井の取り合い部とかなり多くの長さをコーキング処理します。

コーキングを打ち終えたら外壁の完成です。

 

屋根工事

外壁と並行して屋根も仕上げます。

屋根はカバー工法にてIG工業のスーパーガルテクトの新色ワインレッドにて施工させて頂きました。

鮮やかなとても良い色で仕上がりました。付帯部も外壁工事と並行して塗装し完成です。

屋根完成

新築のような外壁に仕上がりました。

外壁材も光セラを使用した為ランニングコストを抑えられます。

弊社では外壁や屋根点検をさせて頂いておりますので気になる方は是非お声掛け下さい。

エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!

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