築年数15年以上水漏れが心配・・・ バルコニー防水工事事例

みなさん、こんにちは!エールハウス藤沢店スタジオ、リノベーション設計・施工プランナーの荒川です。

リフォームやリノベーションをしようと思われるきっかけは、内容や状況によってさまざまなケースがあると思いますが、

「古くなった・汚くなった・壊れた箇所を直したい」

「不便・不安・危険な箇所を解消したい」

といった理由をお客様からお聞きすることが多いです。

そのような時、その問題箇所を直すことはもちろんですが、それだけではなく、せっかくの機会だと考えて少しプラスアルファをしてみると、リフォームするのが楽しみになったり、リフォームをやって良かったと思えます。

 

今回は『バルコニー防水工事事例』をご紹介します。

 

 

お客様のご要望・現況

  • 築年数も17~18年になり、バルコニーに出る度にバルコニーの防水が気になるようになってきた。もし雨が浸透して雨漏れしてしまってからでは大変なので、必要であれば直したい。
  • 今このバルコニーには水が流れるところ(ドレン)が1箇所しかないのですが、1箇所で大丈夫なのか心配。

 

 

プランニングポイント

コンクリートの表面全体的に亀裂が確認できる状態でした。これまで下のお部屋で雨漏れは無いとのことですが、いつ雨漏れしてしまうか不安な状態です。

築年数から考えても、この機会に防水を見直すことをご提案しました。

 

ドレンについてもお客様のご心配の通り、1箇所しかないドレンがもしも詰まってしまえば、バルコニーに雨水が溜まってプールの状態になってしまい、最悪の場合サッシから屋内に水が入り雨漏れになりかねません。

なので、オーバーフロー管を新設することにしました。

 

 

工事スタート!

まずはバルコニーにある荷物などを片付けます。物干しの台など移動できるものは一旦室内へ。

 

エアコンの室外機は専用の台に乗せて施工しますのでダクトを外さずに施工が出来ます。

施工箇所のゴミや汚れを清掃します。

プライマーを塗って下地と防水塗料との密着度を高めます。

 

FRP防水用ポリエステル樹脂を塗布し、ガラスマットを貼り付け、また樹脂を塗布します。気泡が入らないようにしながらこれを繰り返して積層していきます。

 

立ち上り部も同様に施工するのですが、今回はもともと立ち上り部まで防水がされていないようでしたので、アルミ金物を取付けてから立ち上り部までしっかり施工しました。

 

表面を研磨してきれいに磨き上げて、最後にトップコートの塗布を行い完了となります。

 

尚、今回はエアコンの室外機があるので先にその箇所から施工を済まし、十分に乾いてからエアコンの室外機を戻し、それから全体的に施工しました。

 

工事完成!

工事前

 

 

工事後FRP防水

 

工事後ドレン

これで、雨漏りやドレンの詰まりで水があふれる心配が無くなりました。

 

お客様の声

エールさんには実はこの家を建て替える前、昔の家の時に一度お世話になっています。もう20年以上前ですが、その時の印象がとても良く家の事で何かあればエールさんにご相談しようと思っていました。また色々と問題も出てくるでしょうから、その時はよろしくお願い致します。

 

横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談ください!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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