こんにちは!二級建築士の田渕です。建築の世界に入って、もうすぐ20年経ちます。今まで得た知識を活かして、これからお客様のお役に立つ情報をお届けいたしますので、よろしくお願いいたします!
皆さん、戸建住宅はどのように創られているか、職人さんたちがどのような仕事をしているかご存知ですか?なかなか見る事って難しいですよね。全てをお届けするのは難しいですが、なるべく多くの工程をわかりやすく発信していきますので、楽しみにしていて下さいね。前回は浴室ユニットバス工事についてお知らせ致しましたが、今回は外壁工事です。
皆さんのお宅の外壁は何で出来ていますか?現在新築のお宅は大きくわけて、サイディングボードの家、モルタル塗り壁の家、タイルの家この3つになるかと思います。そのうち10棟に7棟はサイディングボードの家になっています。サイディングといっても、更に金属系と窯業(ようぎょう)系に分かれますが、窯業系のサイディングが多い印象です。窯業系サイディングとは、セメント質と繊維質を主な原料にして板状形成したものです。モルタルやタイルで仕上げるより工期が短く、バリエーションが豊富で高機能の為、多く採用されています。
今回、新桜ケ丘新築現場で採用した商品です。アクセントの使い方や何色使うかなど、素材の種類が豊富な為、コーディネートが難しいですね。では、実際の現場の様子をご紹介致します。
雨水の浸入を防ぎながら通気性も確保する為に、防水紙を貼った後に、通気銅縁という木材を打ち付けます。そうする事により防水紙とサイディングに隙間ができ、その隙間に空気が流れます。今では当たり前の工法ですが、以前は通気をとらないで直貼り施工をしていた会社も多かった様です。直貼りですと、結露が発生したり、雨漏りがおきやすいと言われています。
次回は、内装クロス工事編をお届け致しますのでお楽しみに!
エールハウスでは、建替え新築工事から水廻り商品のご提案、リノベーション・リフォームの無料相談を常時やっております。皆様のご来店、スタッフ一同心よりお待ちしております。