みなさん、こんにちは! 今回は畳のことについてブログにしてみます!
今まで私は、畳とはなにかをよく知りませんでした。見たことや触ったことはあるのに、『何の素材』で出来ていて、『どんな種類』があるのか気にしたこともありませんでした。
今回のブログでは、畳の素材についてお届けします。
畳は何で出来ているの?
畳の素材には、
- い草
- 和紙
- 樹脂
などがあります。今回はこの3つをご紹介します。
天然素材「い草」を使用した畳
みなさんが良く目にしているのはこの『い草』の畳ではないでしょうか。畳特有のいいにおいや、年月がたって日焼けして、次第に色が変わっていく風情ある材料です。
また熊本県産の畳は高級な畳として「ひのさくら」が有名です。
「和紙」を使用した畳
名前の通り、和紙を使っています。和紙をこより状に作った物です。カビや虫予防にも効果があります。そして様々な色やデザインの物があり、とてもデザイン性があります。
「樹脂」を使用した畳
こちらもカラーやデザインが豊富で、色味が均等なのが特徴です。水に濡れてもきれいに拭けて、耐久性ももちろん比較的安く用意が出来るのが特徴です。
最近は和室のある家が減っている?!
最近では和室のある家が全体の3分の1にまで減っているそうです。特にアパートやマンション、分譲住宅で和室があるものはほとんどなくなってきています。
なぜ和室が減っているのか!?
日本人特有の床の上に座って、食事をして布団を敷いて寝ると言う習慣が減っていることが大きな原因だと思われます。
食事もテーブルと椅子に座って、寝るときはベッドで寝る、そんな方がほとんどではないでしょうか。もしかしたら今の小学生やこれから生まれてくる子供達は、一度も畳の上に座ったり、寝たりすることは無くなるのではないでしょうか。
かくいう私も、祖母の家に和室はあれど、実家や今の家には和室はないので、ほとんど触れる機会はないのです。
畳って実はエコなのです
畳が古くなってしまったらどうしますか?全部を全部交換してしまうと費用もかかるしゴミも多く出てしまいます。
『畳が傷んでいる』
そう感じたら一回畳をはがして裏返しにしてみてください。畳はひっくり返して傷んでない畳表の裏面を通常の表のようにして使うことが出来ます。それでも傷みきって使えない場合は表替えをします。
表替えとは?
表替えとは畳の土台となる畳床はそのままで、その上に巻いてあるござと畳縁を交換することです。このようにすれば畳を余すことなく使えます。だから畳はエコで地球に優しいものと言われています。
畳には昔ながらの風情だったり、エコな素材だったり良いこともたくさん有ります。しかし、今では和室のある家が減ってしまい、畳に触れる機会が少なくなっています。
私たち日本人は畳という一つの文化を無くしてしまって本当に良いのでしょうか?今後、畳について見直してみるのも良いかもしれません。
エールハウスでは、建築士、インテリアコーディネーター、また整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト等の住まいに関わる資格を持った女性スタッフがおります。是非、お気軽にご相談ください!