LMC多能工育成研修に参加しました ―その壱―

こんにちは!エールハウス旭店、リフォームアドバイザーの川﨑です。

先日、会社で手配していただいたLMC多能工育成研修に行ってきました。
埼玉県戸田市のLIXILトレーニングセンターにて、座学やロールプレイング、工事研修を4日間行ってきました。
10月までの研修で、月に3~4日間の合計18日間(129時間)の研修になりますので、そこでの様子をブログに書いていきたいと思います。

LMC研修とは

まず始めにLMC研修とは、 LIXIL Multi-Craftsman(リクシル マルチクラフトマン)研修の略でLIXILが主催しているリフォーム多能工育成研修というものです。
商品の取付に加え、その周辺工事を“ワンストップ”で施工できる、リフォームを中心とした技術者の育成の研修となります。

目的

  1. 新築市場からリフォームシフトへの戦略的な機能強化
  2. 建築業界全体の職人不足への対応
  3. 異業種参入による工事機能ニーズへの対応力強化と差異化
  4. LIXIL商材の取付技術+付帯リフォーム工事が可能な技能者の育成

新設住宅着工戸数は2017年度の95万戸から、2020年度には77万戸、2025年度には69万戸、2030年度には60万戸と減少していく見込みです。
リフォーム市場規模は2030年まで年間6~7兆円台で横ばい推移すると予測されます。
空き家数、空き家率は、2013年、約820万戸で13.5%、2033年には約1,955万戸、27.3%と上昇する見込みです。
大工の人数は2015年時点で約35万人ですが、職人の高齢化等の影響で2030年には約21万人まで減少すると見込まれます。
日本では長年、「大工1人当たりの新設住宅着工戸数」は年間約2戸前後で推移してきましたが、今後は需要(新設住宅着工戸数)の減少幅を、供給(大工の人数)の減少幅が上回ります。
そのため建設現場における労働生産性を約1.4倍にまで引き上げないと、約60万戸の需要でも供給できなくなる可能性があります。(野村総研NRI引用)

要するに高齢化が進み新築市場は減少していくが、同様に職人の高齢化、減少も進み、これから先、多能工のスキルが必要になっていくという事です。


私、個人的にも木工事やクロスの貼り方、トイレの設置などを勉強して、更なるスキルアップができる事にワクワクしています。そしてお客様の生活の役に立てれば嬉しいです。研修の説明で長くなってしまいましたので、研修内容については次回から書かせていただきます。

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