こんにちは!リフォームアドバイザーの石田です。
日曜の夜(9月30日)に来た台風は凄かったですね。皆様のお宅は大丈夫だったでしょうか?
台風が明けた昨日は、『フェンス・ブロックが倒れた、雨樋が外れた、カーポートやテラス、屋根が飛んだ、雨漏りしている』などなど、台風の被害のお問い合わせが、お客様からたくさんありました。弊社のスタッフも朝から夜までお客様宅の応急処置などで正直てんてこ舞いでした。
今回のブログでは、そんな台風の被害があった際に利用出来る『火災保険』の補償についてお届けします。(※お客様の入っている火災保険や被害のケースによって、保険が利用できない場合がありますのでご注意ください)
『火災保険』ですが、『火災』と名前に入っていることから、火災の時だけに適用される補償だと思っている方が数多くいらっしゃいます。もちろん火災時にも適用されますが、その他のケースでも火災保険が利用できる場合があります。今回は火災保険が適用されて工事をした例をご紹介します。
雨樋の破損に対して、火災保険の補償が下りたケース
ここ最近は関東でも大雪が降ることがありますよね。屋根に積もった雪が落ちる際、軒樋に雪の荷重がかかって軒樋が曲がってしまい、雨が降る度にポタポタと雨水が垂れてしまうケースがありました。その際にお客様が加入している火災保険の会社に相談したところ、火災保険が適用されて、補償で軒樋を新しく交換することが出来ました。
屋根材の破損に対して、火災保険の補償が下りたケース
台風の際、強風によって屋根の棟の金属が取れてしまい、屋根材に当たって破損してしまったというケースがありました。そのままにしておくと雨漏れの原因になってしまうとのことで、火災保険の補償でなんとかならないかとお客様が加入している火災保険の会社に相談したところ、火災保険の補償で新しい屋根材でやり直す工事をすることが出来ました。
工事前 ↓
工事後 ↓
今回の工事は一例ですが、火災保険の中でも風災被害(台風・強風)に対しては補償が下りることが多いようです。風による落下物・飛散物・衝突物等の被害が風災被害になります。風災被害で保険適用される可能性がある工事としては外壁の修理、雨漏れの修理、カーポート・門扉・フェンス等の交換、ガラス交換等に対して火災保険の補償が適用されることがあります。
このように、火災保険を利用する事で災害時の修理・工事代を削減する事が出来ることがありますので、その時にはまず火災保険のご契約をしている保険会社さんにご連絡・確認する事をお勧めします。