皆様こんにちは!エールハウス藤沢店、二級建築士の新井田です。
今回のブログは介護にお困りの方必見!リフォーム手摺の取り付け例をご紹介いたします。
お客様からのご相談
藤沢市在住のS様(奥様)より下記内容のご相談を受けました。
- 最近主人の体が不自由になり、歩いたり、立ち上がったりする動作が一人では難しくなってしまった
- 廊下を歩く時など掴まる場所がなく、危なくて困っている
- 主人が廊下を歩行中転倒してしまったこともあるので、手摺を付けたい
プランニングポイント
- ご主人が頻繁に通るリビングから寝室まで間に、出来る限り連続して手摺を設置
- 介護で動き回る奥様の導線を妨げないようにしたい
- ドアの開け閉めをする際に、体を支えるために掴む場所を確保
上記のポイントを中心に、手摺取り付け位置をプランニングし、ご提案させて頂きました。
実際に取り付けをした位置図面です。
- 廊下は間口が広い為、両側から掴めるように手摺を取り付け
- 開口部は手摺が途切れてしまうので、DAIKENの開口部連続手摺を取り付け
- リビングから廊下までの間は間口が狭い為、将来車いすになる可能性を考え、片側手摺としました
今回ご提案した開口部連続手摺とは、写真のように開口部に横手摺を設けることが出来る優れものです!
軽い力でスムーズに操作できます。出入りする際はワンタッチで持ち上げ、縦手摺としても使うことが可能です。この開口部連続手摺を使用することで手摺が途切れることなく取り付けることが出来ました。
キッチン・ダイニングの出入り口は奥様が頻繁に行き来するので、開口部連続手摺は設けず、開口部横には縦手摺を設け、ドアの開閉をする際に掴まることが出来るようにしました。
今回は取り付け位置が自由に設定できるよう、受け枠材を使用して取り付け、既存の手摺や枠材と色が合うよう、濃い目の色を選定しました。
取り付け高さは実際にお使いになるご主人と御打合わせをし、高さ750mmに設定しました。また、低くて使いづらいとおっしゃっていた既存の手摺も高さを合わせてつけ直しました。
工事後のお客様の声
『使いやすく、安全も確保できて満足です。開口部連続手摺も操作が簡単で全然邪魔にならず取り付けてよかったです。手摺の色味も既存と合っていて気に入りました』とお言葉を頂くことが出来ました!お客様が安心して生活できるお手伝いが出来て嬉しいです。
介護にお困りの方、ぜひ一度ご相談ください(^^)/
横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!