こんにちは、経理部の伊丹です。今回と次回に分けて「二世帯リノベーション(実家リノベーション)」についてご紹介します。なお、次回は「二世帯リノベーションと相続税のメリット」についてご紹介する予定ですので、お楽しみしてください!
1.二世帯住宅リノベーションの需要増加
近年、「二世帯住宅」へリノベーションする工事が増えてきています。国土交通省の「平成25年住生活総合調査」の「最近5年間に実施した住み替えの主な目的」をみると、親世帯と子世帯との同居・隣居・近居は概ね増加しており、平成5年の4.1%から平成25年の10.6%と2倍以上に増えています。また、同調査の「今後5年以内の住み替え・改善意向の主な目的」のうち「親、子などとの同居・ 隣居・近居が17.7%」となっており、今後も二世帯住宅へのリノベーション需要は高まっていくと思われます。エールハウスでも最近では、横浜市旭区のH様邸やS様邸など近年実家を二世帯にリノベーションして同居されるという工事を依頼されており、二世帯住宅への関心の高さを感じております。
2.二世帯住宅のメリットとは!?
二世帯住宅には、「近くにいる安心感」「土地代がかからないなどコストメリット」「育児や家事のサポートをうけられる」といった大きいメリットがあります。そうしたメリットを最大限に享受するためにも、二世帯住宅リノベーションを行うポイントはやはり自分たちに合った同居のスタイルを見つける事だと感じております。一言に二世帯住宅といってもその形はお客様一人一人のライフスタイルに合わせて様々ですが、二世帯住宅の形を大きく3つに分けてそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
(1)独立二世帯型
玄関から水廻りまで完全に別々に居住する形です。
メリット
・生活が完全に別々になるため、プライバシーが確保される
・各世帯ごとに水道光熱費を把握することが可能
・各世帯が独立しつつも、隣にいるという安心感を得られる
デメリット
・設備が完全に分かれるため、他の2つに比べてリノベーション費用が一番高い
(2)融合二世帯型
玄関は一緒で、一部共有して使用する部分がある住まいの形です。1階は親世帯、2階は子世帯というように居住空間は独立しており、お風呂、キッチン、トイレは別々に設ける場合が多いです。
メリット
・独立二世帯型にくらべるとリノベーション費用が抑えられる
・完全に同居するわけではないため、プライバシーを確保しつつ近い距離で暮らすことが出来る
デメリット
・各世帯ごとに水道光熱費を把握することが難しい
・独立二世帯型にくらべるとプライバシーの確保が困難
(3)共有二世帯型
一戸建て住宅に全て共有して生活する形です。玄関から内装設備までを全て二世帯で共有します。
メリット
・独立二世帯型、融合二世帯型に比べ、一番リノベーション費用が抑えられる。
・将来、一世帯となった場合に対応が取りやすい。
デメリット
・全て共有するため、プライバシーの確保が難しい
・各世帯ごとに水道光熱費を把握することが難しい
3.ライフスタイルに合った理想の二世帯住宅にするために
二世帯リノベーションを行う場合、工事の規模も大きくなり、また二世帯間のコミュニケーションを取りながら進めていかなくてはならないため、実績のある会社でなければ心配ですよね。その点、エールハウスでは二世帯リノベーションの実績が多数あり、担当者の知識も豊富ですので安心してお任せ下さい。お客様のご要望にきめ細やかに対応し、二世帯間の意思疎通を図り、完成した後、本当に二世帯住宅リノベーションをやってよかったと言っていただけるよう進めてまいります。二世帯リノベーションをご検討されていらっしゃる方はどうぞお気軽にお問い合わせください。