おうちのガスのお話し ~都市ガス・プロパンガスの違い~【ガスコンロ交換事例でご紹介】

 こんにちは、エールハウス藤沢店、リフォーム・リノベーションアドバイザーの川西です。

 今回は、みなさんが毎日当たり前のように使用している『ガスのお話し』をさせていただきたいと思います。

 

 まず、私たちが普段使っているガスの種類は2種類あり、『都市ガス』と『プロパンガス(LPG=LPガス)』があります。

 『都市ガス』は、どこからか地中に配管されていて、それぞれのお宅のガス器具に直接つながれているイメージ、『プロパンガス(LPG)』は、家の外壁付近にボンベが置かれていて、そこからガスを供給するイメージかと思います。

 

都市ガスとプロパンガスって、原料が違う!?

 この2種類のガス、実はそもそも原料が違うのです。

都市ガスはメタンが主成分で、天然ガスを原料としています。

プロパンガスはその名の通り、原材料をプロパンやブタンとし、液化石油ガスを原料としています。プロパンを主成分としていてもブタンを主成分としていてもどちらもプロパンガス(LPG)というくくりに入ります。

 

ガスの臭いって、実は無臭!?

 都市ガスプロパンガスどちらも本来は無臭なのですが、法律で臭いをつけるよう義務付けられているため、人工的な着臭をしています。ちなみに、プロパンガスの各供給会社によって臭いが違います。ガスの臭いって独特ですので『なんか、ガス臭い』ってすぐわかりますよね。安全の為だと思うとホント利にかなった臭いですよね。

 

ガスの重さって、違うの!?

 プロパンガスは熱量がとても高く、都市ガスの2倍以上あります。そして熱量だけではなく、実は重さも異なります。

 都市ガスは空気より軽く、プロパンガスは空気より重いため、都市ガスのガス探知機は室内の天井近くに設けられプロパンガスのガス探知機は室内の床面近くに設置されます。

 前述の通り、都市ガスとプロパンガスでは原材料も熱量も違いますので、使用するガス機器(給湯器やコンロなど)も都市ガス用プロパンガス用に分かれています。

 

都市ガスにも種類がある!?

 都市ガスのガス種はさらに7種類に分けられ、13A、12A、L1、6A、5C、L2、L3とあります。電気でも、関東は50Hz、関西では60Hzと種類があるように、ガスも同じように都市ガス会社により種別が違います。

 我々の住む東京ガス圏内は、一部を除き13Aというガス種になっています。ご自宅にある給湯器などのラベルをみると、ガス種がしっかりと謳ってあります。

ガス表記(給湯器)

 

ガスコンロ交換工事事例

 ビルトインコンロの交換工事をご紹介します。

施工前写真

 今回ご紹介するお客様は、ガスコンロを10数年お使いいただいていました。頻繁に点火不良で付かない時があり、ストレスに感じていたとのことで、何よりガス機器なので安全面でも不安とのことで、交換のご依頼を頂きました。

施工後写真

 

 新しいコンロです。『Rinnaiのリッセ』というガラストップのコンロです。五徳を外すとご覧の通り大変お手入れがしやすくなっています。

ガラストップでお掃除が楽ちん♪

Siセンサーで安全機能もばっちり!

ココットプレートも付属なので、お料理の幅も広がります

 

 ガス工事後は、もちろんガス漏れのチェックを行いますのでご安心してお使いください。

ガス漏れチェック

 

 コンロや給湯器はもちろん、床暖房や浴室暖房換気扇、衣類乾燥機など、様々な機器で住宅にとってなくてはならない存在のガスですが、当社も様々なガス器具の工事を承っております。ガス器具のことでお困りのことなどございましたら、お気軽にお声掛けください。

 

 横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!

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