こんにちは!二級建築士の田渕(タブチ)です。建築の世界に入って、もうすぐ20年経ちます。今まで得た知識を活かして、これからお客様のお役に立つ情報をお届けいたしますので、よろしくお願いいたします!
今回のお役立ち情報は、危険ブロック塀等の改善工事を対象とした横浜市の補助金制度についてご案内します。
本補助金制度は、平成30年6月の大阪府北部における地震で、ブロック塀等の倒壊が原因で人命に関わる被害が発生したことを受けて、横浜市で創設されました。横浜市では地震発生時における歩行者への被害を防止する観点から、市内全域で個人が所有するコンクリートブロック塀等の改善工事を対象とした補助制度となっております。
対象となるブロック塀は、横浜市の道路に面したもので、高さが1m以上のものになります。
補助対象となる工事は、原則、ブロック塀等を全て解体撤去する除去工事とブロック塀等の除去とセットで行なって、軽量なフェンス等や門または生垣を設置をする工事となります。
施工事例:既存ブロック塀を撤去→新設コンクリートブロック2段+軽量フェンス設置
お客様が工事をするキッカケは、やはり平成30年6月の大阪の地震だったとのことでした。その後、横浜市の補助金制度が創立されて、補助金が下りるかもしれないということで喜ばれておりました。背の高いブロック塀が無くなって安心したのはもちろんですが、ブロックの上にフェンスを付けたことにより、圧迫感がなくなり、明るく開放的になったと大変喜んでいただきました。
工事前 ↓
工事後 ↓
なお、補助額には色々と条件があり、上限額は30万円となっています。詳しくは弊社までお問合せください。
この補助制度は、平成30年10月4日以降に開始予定ですが、平成30年6月18日から平成30年10月3日までにブロック塀等の除去工事を行った方でも、写真や書類などで確認できるものについては対象となるそうです。なお、本事業は平成33年度末で終了する予定となっております。
詳細については、横浜市の下記サイトにてご確認ください。
「ブロック塀等改善事業」
http://www.city.yokohama.lg.jp/kenchiku/kenbou/bousai/block/
最近の地震の多さには、私どもも本当に心配しています。エールハウスでは、耐震診断や耐震リフォーム工事などを通じて、お客様に安心安全をご提供できるよう、社員一同がんばっております。
弊社は建築工事の一番の決め手となる大工さんを専属でおります。弊社では『あなたの街のお気軽大工さん』と呼んでいるのですが、その名前の通り、ちょっとした家具の固定でも対応しております。また建築士によるお住まいの安全調査も行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。