みなさん、こんにちは! エールハウス社長、一級建築士・宅地建物取引士の伊丹です。
今回のブログでは、私たちの生活に欠かせない『照明』についてお話しさせていただきます。『照明』は暗闇に灯りをともす目的はもちろんですが、照明の種類や設置方法で『ラグジュアリーな空間』や『くつろぎ空間』を演出することができます。
電球や蛍光灯の色の種類は?
ご存知の方も多いと思いますが、電球や蛍光灯には色が5種類あります。
- 電球色
- 温白色
- 白色
- 昼白色
- 昼光色
電球色がオレンジっぽい色であり、昼光色は青白っぽい色になり、その間に温白色、白色、昼白色があります。
これら5種類のうち、一般的に販売されている照明器具の色は「電球色」「温白色」「昼白色」の3種類になります。部屋の用途によって好ましい照明の色があります。
例えば、
- リビングや寝室など落ち着きたい空間を演出する際は「電球色」を選ぶ。
- 服を選ぶ部屋や化粧をする部屋などでは太陽の色に近い「昼白色」を選ぶと色見が違うなどの失敗も減るでしょう。
照明の色によって部屋の雰囲気がガラッと変わりますので、照明を選定する際は十分注意してください。
照明の色で味覚と消化吸収が変わる?
さて、ここから今回のブログの本題に入りますが、『照明の色によって味覚や消化吸収が変わる』というのはご存知でしょうか?
実はこのことは科学的にも実証されていることなのです。よく、ダイニングの照明器具は料理がおいしそうに見えるように電球色を選ぶように言われています。それも正しいのかもしれませんが、実は電球色の照明の下では、
- 胃がリズム良く働きやすくなる
- 唾液の分泌量も増加し、食事の消化吸収を助けてくれる
などの効果があり、ダイニングには電球色の照明が適していると言われます。
続いて「味覚」についてです。「味覚」は明るい照明環境下の方が敏感になるそうです。つまり、料理をするキッチンでは当然に味見をすると思いますので
- 明るい光を発する「昼白色」の照明を選定する
ことをお勧めします。味覚だけでなく、キッチンでは包丁や調理などの家事もするのに視認性も求められるため、明るい昼白色が適しています。
なお、現在市販されている照明器具の中には「調光調色」機能が付いているものがあり、光の明るさや色を変えることが可能ですので、使用用途に応じて使い分けてください。
まとめ
今回のブログでは『照明』について、ほんの一部ですがお伝えさせていただきました。照明計画というのはとても奥が深くて、照明器具の種類も数多くあります。照明器具の選定と設置の仕方によって、同じ部屋でも全く違った空間に演出できます。
弊社では建築士やインテリアコーディネーターなどの資格を有したスタッフが在籍しておりますので、お住まいの照明計画についてもアドバイスをさせていただきます。ぜひお気軽にご相談下さい♪
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