冬の寒さ対策リフォームのご紹介♪

　こんにちは！　エールハウス旭店スタジオ、リフォーム・リノベーションアドバイザーの川﨑です。

　１２月に入り、あっという間に寒くなってきましたね。朝起きて最初にエアコンの暖房を入れるのが日課になってきました。そうすると気になるのが光熱費です・・・。冬場は光熱費が大幅に上がって、びっくりすることもありますよね。そこで、冬の光熱費を抑える事ができる寒さ対策リフォームをご紹介します。

「コールドドラフト現象」

　暖房器具を使って部屋を暖めているのに、足もとが寒いって感じる事、よくありますよね。

　その原因が「コールドドラフト現象」です。

　あまりお聞きしたことの無い言葉だと思いますが、冬場に外気に接する外壁や窓ガラス面で冷やされた空気が、下降気流を起こし、冷気が床をがゆっくりと移動して足もとを冷やしていく現象を言います。

　冷気は暖気より重いため、室内の下の方にたまり、逆に軽い暖気は上の方にいく性質があります。
　そこで、エアコンの風向きを下にしてサーキュレーターやシーリングファンなどで室内の空気を撹拌して部屋全体に温まった空気を循環させてあげる事で、暖房効率のアップや省エネ効果も期待できます。

　また、カーテンを窓開口よりできるだけ大きく、厚手の物に替える、ガラスに断熱シートを貼る、窓の下にヒーターを置く事も簡単にできる対策です。

　窓から暖房で暖めた熱の５８％が逃げてしまうと言われています。特に古い窓サッシは建付が悪くなっていたり、１枚板のガラスで外の冷気が伝わりやすくなっています。窓は構造上、窓枠とガラスサッシの間に隙間ができてしまうため、外の冷気が入りやすくなってしまいます。また、日本の窓サッシは殆どアルミサッシで造られている為、熱伝導率が高く、外の冷気が伝わってきてしまうのも原因の一つです。玄関ドアも同じで、隙間やアルミ製だと熱伝導で外の冷気が伝わり、室内を寒くする原因になっています。

　実は、住まいの寒さの一番の原因は「開口部」（窓や玄関ドア）なのです。

　そう考えると、やはり最も寒さ対策に効果的なのは、『窓』のリフォームです。

冬の寒さ対策に『窓』のリフォームの勧め

内窓の取り付け

　今ある窓の内側にもう一つ窓を設ける事で、既存の窓と室内の間に空気層が出来て、断熱効果が高まります。また、外気温の影響を受けにくくなり、結露の発生を大幅に抑えます。さらに、遮音効果が高くなるメリットもありますので、外の音や家の中の音を気にせず過ごすことができます。

　私が以前書いたブログ～内窓で結露・カビ対策～　やって良かった！簡単マンションリフォーム！！にも詳しく記載していますので、良かったら見て下さい。

（画像はLIXILホームページより引用https://www.lixil.co.jp/lineup/window/inplus/concept/）

ガラスサッシ交換

　そのほかの寒さ対策として『高断熱性ハイブリット窓サッシへ交換』もおすすめです。

　高断熱性ハイブリット窓サッシへ交換は気密性が高く、外側に強度、耐久性に優れたアルミ製サッシ、内側に熱伝導率が低く、結露の発生を抑える樹脂製サッシのハイブリットサッシ枠になっており、熱貫流率が一般複層ガラスの約２倍の特殊金属膜がコーティングされた「Low-E複層ガラス」にすることで優れた断熱効果を発揮します。