プロが使う便利アイテム紹介コーナー!③

皆様、こんにちは! エールハウス藤沢店、二級建築士の新井田(ニイダ)です!

暑い日が続いて本格的に真夏ですね(^^; 

大工さんも職人さんも汗だくで毎日仕事しています!皆様もこまめに水分補給をして、熱中症には十分気を付けてください。

さて、今回も前回同様便利アイテム紹介コーナー第3弾やらせて頂きます!(第1弾はこちら) (第2弾はこちら)

 

 

1.気泡管水平器

まず初めに水平器を紹介させてい頂きます。水平器とは文字通り水平を図るための道具です。建築業では必須アイテムで建設に携わるどの職人さんでも必ず使う道具です。

水平器

建物を建設することは、小さなズレが後々大きなズレになってしまうシビアな仕事です。

例を挙げると、床下地が水平でなければ傾斜のついた床になってしまいます。それでは大問題ですよね!

そのためにも水平器は欠かせない道具なのです。

水平器 気泡管

このように気泡が真ん中にある状態が水平状態です。一家に一台、水平器があっても便利かもしれないですね。それほど値段は高くありませんし、ホームセンターで購入可能です。

 

2.下地キャッチ

次は下地キャッチというものを紹介させていただきます。下地キャッチとはビスを打つための下地を探す道具です。

基本的に壁を作る際、柱、間柱に石膏ボード等を張って組んであります。ビスを打つ際、裏に柱のない石膏ボード単体に打っても効きませんので柱や間柱に打ちます。しかし柱や間柱は壁で隠れていますので、探す必要があります。

そんな時に使うのがこの下地キャッチです。下地キャッチは極細の針を刺して探します。クロスを張った仕上げの壁面でも針が細いので刺してもあまり目立ちません。

よく手すりをつける際や写真を飾るときに使います。これを使えば下地を下手に傷つけることなく探し出せるので特にリフォーム関係では必須アイテムです。

下地キャッチ

 

 

3.墨壺

最後に墨壺(スミツボ)というものをご紹介いたします。

墨壺は、墨出しと呼ばれる工事の進行に必要な中心線や位置、基準線を記すために使われます。

墨壺(スミツボ)

使い方は墨汁を染み込ませた糸をはじいて床等に線を引きます。材料に多少凹凸があっても、正確な線を引くことができる優れ物です。昔ながらの手法で今でも頻繁に使われている道具です。

墨壺使い方

最近ではレーザー照射タイプの墨出し器もありますが、反射等で見えづらく、今でも墨壺を使う大工さんが多いです。これを使った後、いつも手が真っ黒になってしまいます。。。 ご使用の際はご注意ください。

 

今回は上記三つを紹介させて頂きました。まだまだ大工さん、職人さんが使っている道具は沢山あります。これからも紹介コーナーのブログを作成していこうと思いますので是非見ていただけると嬉しいです!

第4弾も乞うご期待です!

横浜・藤沢・湘南エリアでリフォーム・リノベーション・新築をお考えの際は、お気軽にエールハウスまでご相談下さい!

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