人に、地球に、「木」は優しい②

人に地球に、「木」は優しい②

Nature Wood  人に地球に、「木」は優しい②

木の家を選ぶこと、それはエコロジカル志向、健康志向にぴったりフィットした生き方です。

木は地球温暖化を抑制します。実験によって「木」はCO2を固定し、排出量も少ないことがわかっています。また、製造過程においても鉄のように多くのCO2を排出することもなく、リサイクルにおいても溶解の必要がないので、CO2を排出しません。つまり「木」は、これからの地球環境にとって、一番やさしく、未来の住宅に適した素材であると言えます。

木造住宅の建設は、地球にやさしい。

ものをつくるには、電力や熱源など必ずエネルギーが必要です。住宅の構造別に、床面積136の住宅を1棟建設する時に必要な材料を割り出し、その材料をつくるためにどれだけの炭素を放出するかという比較をしてみると、木造住宅がもっとも炭素放出量が少なく、RC造では4.24倍、鉄骨プレハブ住宅では2.87倍の炭素を放出。木造住宅の建設が省エネルギーに貢献できるものであることがわかります。また、エネルギー源である石油や石炭などの資源はいつか尽きてしまいますが、木は植林によって再生できる貴重な自然の恵み。解体材はまた木材・木質系材料としてリサイクルでき、地球が存在するかぎり理想的な循環をくりかえします。

CO2排出比較
木の飼育箱で育てたネズミは元気がよくて長生きです。

木は伐採されて木材となっても生き続けます。生活環境が生きものの発育にどんな影響を与えるかを調べるために、木製、コンクリート製、金属製の飼育箱でマウスを育て実験してみました。その結果、生存率、体重増加率とも圧倒的に木製箱が高いことがはっきりと示されました。やはり生きものの生活環境には温もりのある木がふさわしいのです。 人間も同様です。健康で長生きするためには、木の家がいちばんです。

ねずみ長生き
木材の床は転んだ時の衝撃を吸収します。

たとえば転んで頭をぶつけた場合、そのスピードは秒速4~6m、衝撃は200kgfにも及びます。木材は衝撃を吸収する働きが大きい素材で、コンクリートや大理石と違って転んだときのショックをソフトにやわらげてくれます。床が硬いと衝撃を吸収しないので脚の関節の負担も大きくなります。劇場等の舞台の床材は昔から必ずといっていいほど木材が使用されています。これは木材が脚にかかる衝撃を適度に吸収する性質をもった材料だからです。

衝撃吸収

強度と均質性を飛躍させた「木を超えた木」エンジニアリングウッドを使用しています。

木を知り尽くしているからこそ、木を上手に使いこなせるのです。木を大切に扱うからこそ、木も私たちに応えてくれるのです。限りある自然の恵みである大切な木材を私達は、優れた技術により高品質・高精度な「エンジニアリングウッド」として無駄なく有効に活用しております。

計算された強度と精度を持つ、ばらつきのない品質。

木は生き物ですから、ひとつとして全く同じものはありません。言い換えれば、同じ種類、同じ産地の木でさえ、それぞれのバラツキがあるということです。木の持つ高性能を活かしながら、一本一本を均質にできるエンジニアリングウッドとして生まれ変わり、暮らしをしっかり守ります。つまり、最も信頼できる工業製品ともいえる木材なのです。

エンジニアリングウッド
含水率をコントロールし性能を大幅にアップ。

木は水分を含んでいます。伐採された木は、乾燥されますが、エンジニアリングウッドはその含水率を19%以下にコントロールした工業製品です。これにより、著しく強度を増し、無垢材の約1.5倍の強度を手に入れるのです。また、たとえ濡れても含水率が上がりにくい性質になり、初期の強度を維持し、反りや狂いが生じにくく、腐朽菌や白蟻の繁殖も阻止します

エンジニアリングウッド
高品質、高精度なエンジニアリングウッド。

構造を支えるのは、高品質なエンジニアリングウッド。この構造用集成材は、原木を板材にして乾燥させた複数の木材を、繊維方向に沿って強力な接着剤で接着・張り合わせて寸法を整えひとつの木材にした、高精度な建築用資材です。構造材としては贅沢なまでに高価ですが、強度、精度、耐久性ともに、最も信頼のおける素材として、海外では大規模建築を中心に使用されています。

エンジニアリングウッド
構造用集成梁の強度とスパンの関係。

たとえば一般の木製梁(無垢材)で考えると、一本の梁の場合に節、腐れ、割れなどが存在し、木材の強度に与える影響は非常に大きくなります。一方集成材ならそうした原因が製造時に分散されるため強度が大幅に増加します。その結果、同一スパンならば断面はより小さくて済み、また同一断面ならば、スパンをより大きくとることができ、経済性がさらに向上します。

断面強度